「自民、公明はゴキブリ以下」…美輪明宏さん91歳で死去 「自公連立」に異議を唱え続けた“憂国の精神”

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「あと100年生きる」

「今日の日本には、武士道精神がまったく活かされていません。嘆かわしい限りです。これじゃ外国からも認められないし、評価もされない。政治に潔さ、誇りがまるでない。今の政治家は醜くて汚い。権力に恋々としている。政治にも大和男子の美学を示すべきです」

 このインタビューから20年近くが経った昨年10月、公明党は自民党と袂を分かった。そして今年1月、衆議院で立憲民主党と中道改革連合を結成し、2月の総選挙で中道は118議席を減らすという大惨敗に終わったのはご存じの通りだ。一方、自民党は118議席増と大勝した。この時に再度、美輪さんに話を伺いたかった。まさかこんなに早く逝ってしまわれるとは、誰も考えなかった。

 なぜなら、美輪さんは2013年に、「あと100年生きる」と宣言していたのだから。当時、77歳だった美輪さん、「100歳まで」ではなく「あと100年」というのだ。前年の大晦日には「NHK紅白歌合戦」に初出場して「ヨイトマケの唄」を披露、圧倒的な存在感を見せつけていた。

「週刊新潮」(13年2月28日号)は、「あと100年」の真偽について尋ねている。ちょうど4月から始まる舞台「黒蜥蜴」の前で、答えてくれたのは所属事務所の社長だった。

「『黒蜥蜴』に専念するため、テレビ番組にレギュラーで出演して欲しいという依頼やCMのオファーをいくつか断りました。それでも仕事はびっしり詰まっているのですが、本人は信じられないほど元気。“あと100年生きる”と周りに話しています。歌と舞台さえあればあと100年でも生きられる、という意味で言っているのだと思いますが」

 だが、美輪さんは亡くなられた。所属事務所の発表では、《この一年は、高齢のため仕事をセーブし、体力の回復に努めて降りました》という。

 はたして美輪さんは、今の日本、そして世界を、どう思われていたのだろう。

デイリー新潮編集部

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