スウェーデン戦で歓喜のゴール「前田大然」 覚醒を促した「部活謹慎」からの復活と「母の涙」
6月26日、サッカー北中米W杯のグループリーグF組・最終戦、日本対スウェーデン戦でFWの前田大然(セルティック)が今大会初ゴールとなる先制点を決めた。スウェーデンの堅い守備をかいくぐり、素早いパス回しからの美しいゴールだった。試合は1―1の引き分けに終わったが、日本はF組2位となり3大会連続の決勝トーナメント進出が決定した。
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試合後、前田は「タフな試合でしたけど、しっかり決勝トーナメントに進めて良かったなと思います」とコメントした。
なにせ、引き分け以上なら確実に決勝トーナメントに進めるという大事な試合だ。スウェーデンの守りは堅く、0―0で迎えた後半11分、ボールは右サイドのDF菅原由勢(ブレーメン)からMF堂安律(フランクフルト)へ渡ると、中央のFW上田綺世(フェイエノールト)を経由して再び堂安へ。最後はゴール前に抜け出した前田に向かって一直線に飛び、それを見事にゴールに押し込んだ。
前田は4年前のカタールW杯、対クロアチア戦に続く2大会連続の先制ゴールを決めた。さすが、2021年から英国スコットランドの名門セルティックに所属し、昨年はスコットランドPFA年間最優秀選手賞はじめ各賞を総なめにしたFWだ。
もっとも、前田はここまで挫折なしで来たわけではない。母親の幸枝さんが「週刊新潮」の2022年11月17日号で、次のように証言している。
「うちの大然にとっては、高校時代の挫折がその後の成長に繋がりましたね」
そもそも大然という一風変わった名前はどこから来たのだろう。
「“大自然の中でのびのび育ってほしい”という願いで名付けました。うちは大阪の堺市で動物病院を経営しているんですが、後を継いでほしいとは思わなかった。アテネオリンピック(2004年)で冨田洋之選手が金メダルを獲得したのに憧れ、体操を始めるのですが、身体が硬くて……。で、友達に誘われて小学4年生でサッカーを始めるんです」(幸枝さん)
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