「24時間テレビ」チャリティーランナーに「星野真里」起用の賛否 「過酷な夏のマラソンと難病支援の関連性が…」

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 6月21日、日本テレビは「24時間テレビ49―愛は地球を救う―」(8月29~30日放送)のチャリティーランナーを俳優の星野真里(44)が務めると発表した。10歳になる長女が先天性ミオパチーという難病であり、「もっと優しい世の中になるのかを考えるきっかけになれば」という思いを込めて走るという。

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 星野はランナーを務めるにあたりコメントを発表した。

《私の娘は先天性ミオパチーという筋肉の難病を患い、電動車いすや人工呼吸器を使いながら日々暮らしています。/娘と過ごしてきた10年間の中で、すべての子どもたちが分けられることなく、子どもたち自身が自分の居場所を選べる世の中になってほしいという願いを持つようになりました。/今回、私が走ることで、どうすればもっと優しい世の中になるのかを考えるきっかけになればうれしいです。/決して一人でゴールできるものではないと思っています。/支えてくださる皆さん、そして応援してくださる皆さんに胸を張って走っている姿をお見せできるよう、精いっぱい準備をして当日を迎えたいと思います。/最後まで応援よろしくお願いします》

 ネット上には星野を応援する多数の声がある一方で、彼女を気遣う声、そして番組の企画意図についての疑問も出ている。

《募金活動や課題の当事者にスポットを当てること自体は意義深いが、それを「過酷なマラソン」と結びつける必要性は全く感じられない。体を痛めてまで走る姿を見せることが、本当に優しい社会づくりにつながるのだろうか》

《求められているのは感動的な完走シーンよりも、難病児や医療的ケア児の家族が直面する現実や、必要な支援制度について社会が理解を深めることではないだろうか。星野さん自身が社会福祉士資格を取得し、当事者として発信を続けているのであれば、マラソンという形にこだわらなくても、対談やドキュメンタリー、当事者家族への密着取材、専門家との議論などの方が、より多くのことを伝えられる可能性があると思う》

 彼女の起用に関して「伝えたいこと」と「マラソン」という表現方法とのミスマッチを指摘する声が出ているのだ。

テコ入れで生まれたチャリティーマラソン

 チャリティーマラソンは2024年から“目的別募金”に変わった。この年、ランナーを務めたお笑い芸人のやす子(27)は、高校生の時に児童養護施設で生活した経験があったため“全国の児童養護施設への支援”を目的に走った。

 昨年、SUPER EIGHTの横山裕(45)は、経済的に厳しい家庭で育ったため“子どもたちへの支援”を掲げて走った。業界関係者は言う。

「過去に何がしかの苦難を経験した人を、今後はチャリティーランナーにしていくのかと思っていました。ところが、今年はさらに一歩先に進んで、今現在、難病と闘っている子どもを支える家族、苦難を抱える当事者をランナーに選んだわけです」

 そもそも1978年に「24時間テレビ」がスタートした当時、チャリティーマラソンはなかった。開局25周年の特番として放送され、視聴率は15・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)、募金も11億円以上集まったことで翌年も継続することに。転機が訪れたのは14回目となる91年の放送だった。

「視聴率が6・6%まで落ちたため、番組にテコ入れが必要になったんです。そこで翌92年のメインパーソナリティに抜擢されたのが、まだ若手だったダウンタウンでした。およそチャリティーには似つかわしくない2人が黄色いTシャツを着たポスターには“チャリティーやで”というコピーがつけられ、番組が変わったことが印象づけられました。さらに、リニューアルの目玉として放送中に番組テーマ曲『サライ』が作られ、チャリティーマラソンがスタートしたのです」

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