【W杯スウェーデン戦】 専門家が指摘する「危険人物」と「要注意プレー」 「日本を格上として見なすか」がポイントに
「日本が伝統的に苦手なのは……」
F組からチュニジアが脱落し、上位争いはオランダ、スウェーデンとの三つどもえに。初戦で負傷した久保建英の復帰が待たれる中、代表は日本時間の6月26日朝から、再びダラスの地にてスウェーデン戦に臨む。
***
日本は最終戦、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まり、負けても他の組次第でグループ通過となる。一方、相手のスウェーデンも勝てば突破、引き分けでも3位通過する可能性を残している。
目前まで迫った1次リーグ突破。とはいえ、最終戦も気が抜けない。
「プレミアリーグ・リバプールのイサクと、アーセナルのエースであるギェケレシュ。スピードとパワーを兼ね備えたスウェーデンの二人のFWは危険です」
とは、スポーツライターの大塚一樹氏。前者は192cm、後者は189cmと、まさしく日本ゴールを脅かす存在であり、
「チャンスメイクもできるイサクにロングボールが渡り、ギェケレシュにつないでゴールというのがスウェーデン得意のパターン。オランダも大勝(5対1)したものの、この二人には手を焼いていました」(同)
というのだ。
スポーツ紙デスクも、
「高い打点からのたたきつけるようなヘディングは、日本が伝統的に苦手とする形。18年W杯のベルギー戦のような失点の不安は、常に付きまといます」
としながら、
「現代サッカーのトレンドであるロングスローも要注意です。いきなり放り込まれると日本選手は対応に苦慮するでしょう。加えて、オランダ戦で途中出場して得点した快速FWエランガ(ニューカッスル)も、ディフェンスラインにとっては嫌な存在です」(同)
日本を格上と見なすか
果たして、スウェーデン戦はどんな展開が予想されるのか。先の大塚氏が言う。
「スウェーデンは、オランダ戦では相手を格上と見ていることもあり、守備的な意識で受けに回りました。次戦で焦点になるのは“日本を格上と見なすか”です。オランダでさえ日本に対してサイドバックを上げてこなかったので、スウェーデンも慎重になるでしょう」
その場合は、
「佐野海舟や冨安健洋など、守備的ポジションの選手も攻撃の起点となれるのが現在の代表の強み。相手が守備ブロックを形成して試合が膠着(こうちゃく)した際には大きな武器になると思います」(同)
6月25日発売の「週刊新潮」では、スウェーデン戦の展望を含め、エースとして活躍する上田綺世の家族の肖像や、チーム内で長友佑都が放つ存在感など、W杯について特集する。



