チュニジア戦の「意外なキーマン」二人の名前とは? 「センターバックの攻撃参加が重要になる一戦」

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 日本は無事勝利を収めることができるのか。前出の加部氏に、オランダ戦を踏まえた見解を聞くと、

「堂安律選手や中村敬斗選手といった両翼はもちろんのこと、FWの上田綺世選手、トップ下を務めた久保建英選手や前田大然選手まで、全アタッカーが献身的に守備にも集中し続けました。オランダにはまねのできない、すごい戦い方だと思いましたよ」

 2点を奪われたが、守備が十分通用していたのは間違いないという。

 一方で問題視される攻撃力について、スポーツライターの大塚一樹氏によれば、

「日本が自ら仕掛け、相手陣営を崩し切った場面は非常に少なかった」

 実際、日本がオランダに放った10本のシュートのうち、ゴール枠内に飛んだものは3本だったという。

「初戦は相手へのリスペクトから、慎重になり過ぎたきらいがありました。しかし、チュニジア戦ではポジションチェンジを繰り返すなどして攻撃を畳みかけ、守備のブロックを崩さなければいけません。どれだけ多彩な崩しを披露できるかがポイントです」(同)

 前出の佐藤氏は、そのためのキーマンを挙げる。

「渡辺剛選手や伊藤洋輝選手といったセンターバックです。攻撃陣だけでなく、彼らが機を見てゴール前に走り込み、チュニジアのDF陣に対して数的優位を作り出す。こうした戦い方で先制点を奪えば、後は順当に試合をモノにすることができるでしょう」

 選手全員が守備と攻撃の両方を高いレベルで担う。やはり日本はチームワークが命なのである。

週刊新潮 2026年6月25日号掲載

特集「森保ジャパン W杯オランダ戦で勝ち点1『インサイドストーリー』」より

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