アメリカ軍が出動すると「ピザ」の注文が増える!? 有事を知らせる“意外な指数”

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ペンタゴン・ピザ理論

 今年の2月末、米国防総省(ペンタゴン)近くにあるデリバリーピザ店は異常な忙しさに見舞われたという。アメリカ軍とイスラエル軍がイランに対し「エピック・フューリー作戦」を実行するのは、それから間もなくのことだ。

 注文の急増を報じたのは、

〈ペンタゴン・ピザ・インデックス〉というサイトである。同サイトは、1月2日に行われた米軍によるベネズエラ攻撃とマドゥロ大統領拘束の前にも注文の急増があったと伝えている。ピザの注文と米軍の出動にどんな関係が?

 ワシントン特派員が解説する。

「国防総省の職員は、大規模な軍事作戦が迫ると自宅に帰れなくなるのです。そのため、宅配でピザを注文する。〈ペンタゴン・ピザ・インデックス〉はデリバリーデータから国防総省の近所にある六つのピザ店の注文状況を調べ、その変化を公開している。注文が殺到すれば有事が近いというわけです」

 もともと国防総省やホワイトハウス周辺では、軍事行動の際にピザの注文が急増する現象が知られていて、「ペンタゴン・ピザ理論」が提唱されていた。その“都市伝説”を視覚化したのが〈ペンタゴン・ピザ・インデックス〉というわけだ。他にも似たサイトとして〈ピザ・メーター〉がある。

 国際ジャーナリストの山田敏弘氏によると、

「〈ペンタゴン・ピザ・インデックス〉は、宅配データなど、オープンソース(公開情報)をもとに作られていることから、思い込みや予断が入りにくい。国防総省の動きを察知する上で有効な指標の一つといえます」

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