【全米OPゴルフ】今年のコースは全米「最難関」…カチカチ地面と海風を攻略するのは「7番ウッド」ともう1本 「強気の21歳アマ」にも意外な注目
ミニ・ドライバーに熱視線
具体的には、ドライバーと3番ウッドの間のクラブとしてミニ・ドライバーを投入し、グリーンを狙うクラブとして7番ウッドをバッグに入れる選手が増えると予測されている。
ミニ・ドライバーは、この5年ほどの間にPGAツアーで使用する選手が増え、すっかりお馴染みの存在となっている。ドライバーより飛距離はやや落ちるものの、コントロール性は格段に上がるため、深いラフを絶対的に避けたいシネコックヒルズでは大いに活躍すると見られている。
飛距離より正確性を求めるという意味では、3番ウッドという選択肢は、そもそもある。だが、ミニ・ドライバーは3番ウッドよりヘッドがやや大きく作られているため、3番ウッドより打ちやすく、風にも強いとされている。
米メディアによると、主要なゴルフ用具メーカーの中では、ピンだけがミニ・ドライバーをツアー選手向けに限定して製造しているそうだが、タイトリストやテーラーメイド、キャラウェイ、コブラ、PXGからは、一般ゴルファー向けにも販売されているとのこと。興味ある方は、一度、試してみてはいかがだろうか。
また、高弾道が得やすい7番ウッドでグリーンを狙っていけば、カチカチの高速グリーンでも球を止めやすくなると思われるため、日ごろは7番ウッドを使わない選手も、シネコックヒルズ攻略の武器として、7番ウッドを投入するのではないかと予想されている。
ゴルフ界にプチ旋風を起こす21歳
ところで、ちょっと風変わりな注目を集めているアマチュア選手もいる。
21歳の米国人選手、ジャクソン・コイヴンは、オーバーン大学在学中に米国のカレッジゴルフ界で大活躍し、通算11勝を挙げて栄えあるベン・ホーガン・アワードを2度も受賞。昨年はトップアマチュアに授けられるマーク・マコーミック・メダルを受賞し、その資格で今年の全米オープンや全英オープンの出場権を得た。
その出場資格は、アマチュアのままなら有効だが、大会前にプロ転向したら、その時点で無効になる。しかし、早くプロ転向したくてウズウズしているコイヴンは、この全米オープンにはアマチュア資格のままで出場するものの、その直後にプロ転向して、すでに出場資格を得ているPGAツアーに本格参戦することを、昨年暮れに宣言した。
「7月の全英オープンまで待っていられない。プロ転向は、タイミングや時期が大事だ」と語ったコイヴン。今年7月の全英オープンへの切符は、PGAツアーのデビュー戦となるジョンディア・クラシックで「自力で手に入れる」と強気である。
そんなコイヴンが、このほど、あのマルボンとアパレル契約を結んだため、より一層大きな注目を集めている。
マルボンは、そもそもはストリート・ファッション主体のアパレル・メーカーだったが、オーナー夫妻のゴルフ好きが高じてゴルフウエアの製造販売に乗り出し、まず、オーストラリア出身で全米プロ覇者のジェイソン・デイとアパレル契約を結んだ。
従来のゴルフウエアと比べると異色のマルボンは、「グランパ(祖父)がクローゼットから引っ張り出してきたみたいなウエアだ」などと言われたことがあった。
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