「一般人が一等地に家賃も払わずに住むことに」 愛子さまの夫に立ちはだかる壁 「ご公務の際、夫の交通費や宿泊費は誰が負担するのか」
「本来話し合われるべき安定的な皇位継承を巡る議論が棚上げ」
先日も陛下とご一緒に六大学野球の早慶戦を観戦されるなど、公的ご活動に精を出される愛子さま。ちまたでは依然、「愛子天皇」を待ち望む声は高く、5月下旬に毎日新聞が実施した世論調査では「女性天皇に賛成」が72%に上った。さる皇室ジャーナリストが言う。
「今回は、本来話し合われるべき安定的な皇位継承を巡る議論が棚上げされ、もっぱら皇族数確保に特化した協議が展開されました。その上で取りまとめ案には、陛下から秋篠宮さま、そして次世代の悠仁さままでの『皇位継承の流れをゆるがせにしてはならない』ことを『立法府としてもこれを確認する』とある。今後は、あくまで皇位継承順位を変えない前提で典範改正がなされることになります。悠仁さまの次の世代については当初から協議の対象になっておらず、女性天皇を巡る議論は、今後の課題となった格好です」
5月下旬に行われた読売新聞の世論調査では「女性皇族が結婚後も皇室に残る」ことに、実に75%が賛成。今回の取りまとめ案では、現在の内親王や女王については「経過措置」として、ご自身の意向を尊重するなど「一定の配慮」をすべきだとされている。
そうした前提の下、仮に愛子さまが一般男性と結婚され、併せて皇室にとどまられた場合には、いかなる生活が待ち受けているのだろうか。
「一等地に家賃も払わずに住むという状況が、世間にはどのように映るか」
先のジャーナリストが続ける。
「保守派の中には、今後養子入りする男系男子と愛子さまとの結婚をひそかに望む向きもあります。というのも『皇族同士の婚姻』となり、男子が生まれれば皇位継承権を有することになるというわけです。しかし、仮にお相手が一般人となれば、事情は大いに異なってきます」
この場合、夫や子の身分を一般人にとどめるよう保守派が主張するのは、彼らが皇族となることで「女系天皇」への道が開かれかねないとの懸念からである。それでも、
「お相手が一般人のままでは、結婚生活にさまざまな不都合が生じかねません」
とは、象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院の河西秀哉教授である。
「まずはお住まいです。愛子さまが結婚されて両陛下の元から独立された場合、赤坂御用地内に住まわれる可能性が高い。またこれまでの政府の説明では、内親王の配偶者も一緒に住むことは『十分ある』としています。とはいえ国有財産に住むことになるので、国民にすんなり受け入れられるのか懸念は生じます。皇族方は公務をなさっているから皇族費が支出され、御用地内に住まわれているわけです。われわれと同じ一般人が、あのような一等地に家賃も払わずに住むという状況が、世間にはどのように映るでしょうか」(同)
陛下をはじめ皇室は「国民と共に歩む」ご姿勢を何より大切にされており、
「もし国民感情に反するようなことがあれば、皇室のあり方にもそぐわなくなってしまいます」(同)
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