前代未聞の“社長誘拐”で幕を開けた「グリコ・森永事件」…新聞が1面トップで報じた後に“報道協定”の大混乱 劇場型犯罪のウラで週刊誌記者はどう取材に当たったか
3億円事件とならぶ“昭和重大未解決事件”といえば、〈グリコ・森永事件〉だろう。1984年3月、社長誘拐という大胆な犯行にはじまり、「かい人21面相」を名乗る犯人は、警察やマスコミをあざ笑うかのような“挑戦状”を連発。青酸入り菓子をばらまくなど、食品会社を次々と脅迫した。新しいタイプの“劇場型犯罪”と呼ばれ、日本中を混乱に陥れた。
警察は、犯人(キツネ目の男)の姿を現認しながら確保には失敗。別の現場では責任を痛感した捜査幹部が焼身自殺するなど、想定外の犠牲者まで出した。...

