「それはもう上機嫌で“ありがとう”と…」天皇皇后両陛下ご成婚33年、天皇家の“私的な披露宴”こと「御内宴」の一部始終

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小和田家と一緒に食前酒を

 次に、千鳥・千草の間にいた小和田家の人々が、そろって竹の間へ行き、一列に並んでから1人ずつお祝いを述べた。その時には、天皇陛下は「ありがとう」と言われただけでなく、1人1人に近況を尋ねるなどして、なごやかな空気を作り、前述のように小和田家側の人々をいたく感動させたのだ。

 ひと通り、お祝い言上(ごんじょう)が終了すると、両陛下は宴会が行われる連翠の間へ向かう予定だったのだが、突然、短時間だが千鳥・千草の間へ顔を出し、小和田家の人達と一緒に食前酒を飲みながら、あれこれ話しかけられては、世上言われる以上の小和田家への好意を見せている。

 連翠の間で会食が始まったのは午後7時5分すぎだった。

 その際の席割は、メインテーブルに着席したのが、天皇皇后両陛下と、小和田家を代表して小和田恒・優美子夫妻、元華族の池田隆政・厚子(昭和天皇第4皇女)夫妻、そして元皇族の序列で「1位」とされる竹田光子さん、同じく「2位」の北白川祥子さん、御親族のなかの「1位」とされる東伏見慈洽(じごう)氏(皇太后陛下の弟)の9人である。

 サブメインテーブルについたのは、皇太子・雅子妃両殿下と、雅子妃の母方の祖父母に当たる江頭豊(元チッソ会長)・寿々子夫妻、美智子さまの兄である正田巖(日銀監事)淑夫妻、元皇族の東久邇佳子さんと、伏見博明・和子夫妻……という顔ぶれだった。

 テーブルはすべて円卓で、合計では13卓。皇族、元皇族、元王族、御親族に分類される人達が、新参の小和田家の人達と、それぞれ入り交じって座ったという。

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「陛下は今までに拝見したことがないほど楽しそうなご様子で」――。第2回【「雅子妃には興味がおありだったようです」…天皇皇后両陛下ご成婚時の“私的な披露宴”、積極的に参加した皇族・元皇族と欠席者の顔ぶれ】では、本番の晩餐会で供された献立や、残る出席者の顔ぶれ、昭和の御内宴との違いなどを伝える。

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