GACKTの「月9」初主演は吉と出るか凶と出るか…「ドラマのフジ」復活を託された“普通の役はやらない男”の俳優哲学

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弁護士にして一級建築士

 歌手で俳優のGACKT(52)が、7月20日スタートのフジテレビ系月9枠の連続ドラマ「ブラックトリック~裁きを操る弁護人~」に主演することが先ごろ発表された。連ドラ初主演である。

 GACKTが演じるのは、敏腕弁護士でありながら一級建築士としても働く異色の主人公。己の信じる正義のためならウソも辞さない“でっち上げの天才”として、手段を選ばず真実を暴くダークヒーローだ。

「元タレントの中居正広氏(53)をめぐる一件で苦境が続くフジは、どのドラマ枠のキャスティングにも苦戦しています。特に月9枠は、数字が悪いと目立ってしまうため、オファーがなかなか通りづらいようで現場は苦しんでいます。その中でのGACKTさんの起用は、役柄も含め、なかなかの奇策です」(放送担当記者)

 現在、月9枠では北村匠海(28)主演の「サバ缶、宇宙へ行く」が放送されているが、5月25日に第7話が放送され、第6話の平均世帯視聴率は3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。この数字は1990年以降に月9枠で放送されたドラマの中で歴代ワーストとなってしまったが、最終回までに更新される可能性も残されている。

「ここまで数字が落ちたからには、GACKTさんも制作サイドも逆に開き直って打ち込めるのでは。GACKTさん主演の月9に興味のある視聴者はいるでしょうし、視聴率が5~6%で安定すれば、その時点でフジにとって“救世主”の扱いを受けるはず」(同)

 同ドラマの主演発表後の5月18日、GACKTはXでこうポストした。

《最近は、業界の各方面に「ボクは普通の役はやらない。狂った役か、頭のおかしい役しかやらないので」と伝えている。今回も、もちろん真っ当な人間じゃない。敏腕弁護士でありながら、一級建築士。よくわからん…。そして、“嘘”を武器に真実を暴く男。かなりクセが強い。月9で、どこまでやれるのか。まあ、楽しみにしていてくれ。》

 GACKTはビジュアル系バンド・MALICE MIZERとして活動し、99年に歌手としてソロデビュー。以後、5度の紅白出場を果たした。そして、俳優デビューは人気バンド・L'Arc〜en〜Cielのボーカル・hyde(年齢非公表)と共演した映画「MOON CHILD」(03年)だった。

「近未来を舞台にしたSF映画でした。GACKTさんは耽美な雰囲気を醸し出している青年・ショウを演じました。確かに俳優デビュー作からして“普通の役”ではなかったのです。アーティストとしてかなりの個性派で、その言動も独特ですが、役選びでも自身のアーティストイメージを崩さないようにしているのでしょう」(映画業界関係者)

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