ここ1年で急増した「男の日傘」、きっかけは大阪万博? 「もはや“シェルター”です」傘ソムリエが説く推奨カラー

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日傘は「持ち運べる避難所」

 古い価値観にとらわれて、いまだに日傘を「女性が使うもの」「男がさすのはダサい」と敬遠する男性諸氏の心理的な壁は高い。しかし、激変する環境を前に、日傘はもはや単なる日よけや日焼け止めアイテムではない。

「現代の日傘は、過酷な外気から生命や健康を守る『ポータブルシェルター』です」

 と、土屋さんは強調する。

「雨が降ったら傘をさすのと同じように、過酷な夏に日傘をさすのは当たり前の行為。強い日差しや猛烈な熱波から自分の身を自分で守るという、いわば“防衛”の領域だと思います。私が接客時によくお伝えするのが、『ご本人が心配するほど、周りの人はお客様を見ていませんよ』ということ。ですから、我慢せずにぜひ一度、体験してみてください。圧倒的な快適性に納得するはずです」

 さらに、周囲に与える印象という、身だしなみの観点からも、その価値は大きいと土屋さん。

「待ち合わせの場所に、汗だくで顔を真っ赤にして現れる男性と、日傘を使って汗をかかずにスマートに現れる男性。ビジネスでもプライベートでも、どちらが好感度が高いかは一目瞭然です。ぜひ、新時代のエチケットの一つとしても日傘を積極的に活用してみてほしいです」

●現在、日傘を使っていますか?
イエス 15.7% ( 31人)
ノー 84.3% (166人)

➡イエス派の声
1位 暑さ対策、熱中症予防(48.4%)
2位 紫外線や美肌対策 (25.8%)
3位 その他

➡ノー派の声
1位 持ち歩くのが面倒、邪魔 (35.5%)
2位 必要ない、帽子や車で十分 (26.5%)
3位 恥ずかしい、周囲の目が気になる(15.7%)

取材・文/荒木睦美

デイリー新潮編集部

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