「男が日傘なんて」はもう古い…今夏も必須のメンズ日傘、実は50~60代こそ積極派だった

ライフ

  • ブックマーク

日傘男子の主役は50~60代のミドル層

 一方の「イエス」派の意見を見てみると、近年の過酷な日本の夏の影響が、やはり大きいようだ。

 日傘を使う理由で最多だったのは、「暑さや熱中症予防」で、イエス派の半数近く(48.4%)にあたる15人が挙げた。

「熱中症のリスクを減らせると思うから」(61歳・埼玉県)
「あまりの暑さに帽子もかぶれないから、雨傘を(晴雨兼用)日傘にした」(61歳・東京都)
「出社前に汗をかきたくないから」(43歳・大阪府)

 次に多かったのが、紫外線対策や肌への意識を挙げる声(25.8%)だ。

「日焼けしたらシミになるから」(57歳・岐阜県)
「紫外線アレルギーがあるから」(68歳・広島県)

 ちなみに、日傘を使っていると回答したうち、最も利用率が高かったのは50代、次いで30代、60代の順。50~60代がなんとイエス派全体の8割を占めるとは、少々意外な結果だろうか。日傘は若者限定のトレンドかと思いきや、今回の回答者に限ってみれば、むしろ定年前後のミドル・シニア層のほうが積極的に取り入れているという実態がわかった。

 一方で、70代以上での利用者は、たったの2人と少ない。年齢を重ねるほど健康リスクは高まるはずなのに……背景にはやはり「男が日傘なんて恥ずかしい」という意識が、この世代にはまだ色濃く残っていると考えられる。

恥ずかしがっているのは自分だけ

 アンケートからは「男の日傘=恥ずかしい」という思い込みが、すでに過去のものになりかけていることも読み取れた。現在、日傘を使っていないと答えた多数派の自由回答を見ると、その大半が「自分は持ち歩くのが面倒だから使わないけれど、他人が使うのは自由だし、いいと思う」という寛容なスタンスだった。

「男でも使いたければそうすればいい。他人に批評されるものではない」(64歳・秋田県)
「性別にかかわらず、必要なら使えばよい」(69歳・宮城県)

「男の日傘は恥ずかしい」と頑なに否定的な拒絶派は、アンケート上ではごくひと握り。周囲の目を気にして炎天下でやせ我慢をしていても、実は恥ずかしがっているのは自分だけで、周囲はそこまで関心を持っていないことが明らかに。

次ページ:過酷すぎる夏。見た目よりも命が最優先!

前へ 1 2 3 次へ

[2/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。