路上での“客引き行為”が不良外国人にとって極めて重要な意味を持つ理由…「仲間たちと路上で色々な犯罪の計画をしたよ。日本は自由だね」
不良外国人が死守したもの
繁華街に増殖した不良外国人の客引きに対し、暴力団員は当然のこととしてショバ代を要求した。すると瞬く間に不良外国人たちに包囲されて袋叩きにされ、この暴力団員は片耳をナイフで切り落とされてしまった。
その後、警察が捜査を開始。暴力団は事態の収拾を警察に一任し、不良外国人の数名だけでなく、片耳を切り落とされた暴力団員も逮捕された。
ここで考えなければならないことは暴力団のパワーダウンだけでなく、不良外国人グループの激しさである。1人あたり一晩2000円のショバ代を支払いたくないため、わざわざ彼らは組員の片耳を切り落としたのだろうか?
絶対にそれだけではないはずだ。地元の暴力団と揉めてでも彼らが守りたかったものとは一体、何なのだろうか?
彼らが守りたかったものは「カネを産む犯罪の源泉となる、不良外国人同士の交流の場」だ。交流の場を死守したかったということに尽きる。たかが客引きと軽く見ている空間が、不良外国人たちにとっては地元の暴力団と揉めてでも固守しなければならない重要なテリトリーだったのだ。
客引き歴は10年を超え、前科5犯の“ベテラン”不良外国人の男性は「仲間たちと路上で色々な犯罪の計画をしたよ。日本は自由だね」と言う。
住所不定の不良外国人
こうしたテリトリーに出没する不良外国人の中には、スマートフォンなどの通信機器を一切持っていない者も多い。なぜなら、外国人登録証とは異なる住居に引っ越したからだ。
つまり“逃亡”状態にあることから現住所を役所や入管に申し出ず、住所不定となっている。これではスマホなど通信機器の新規契約はできない。オーバーステイとなり不法就労で生活費を稼ぐ不良外国人もいる。
そんな不良外国人の溜まり場が、夜の歓楽街に生まれていると知れば、日本人の意識も少しは変わるのではないだろうか。真面目な外国人ではなく、不良外国人に大して何らかの思いやりから協力しようとする日本人は、もはや犯罪を助長し、幇助している共犯者と言われても仕方がないのかもしれない。
今、不良外国人が目をつけているのが失業手当の不正受給だという。第2回【不良外国人が注目する「失業手当の不正受給」…裏社会に詳しい作家が明かす「12カ月計画」で資金を膨らませて「カレー店」をオープンさせた不届き者】では、その知られざる実態について詳しくお伝えする──。
[3/3ページ]

