「正々堂々と身勝手な姿」こそ魅力 卒寿を超えて人気作家になった「佐藤愛子さん」の“愛子節”

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 物故者を取り上げてその生涯を振り返るコラム「墓碑銘」は、開始から半世紀となる週刊新潮の超長期連載。今回は4月29日に亡くなった佐藤愛子さんを取り上げる。

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 1969年に直木賞を受賞した佐藤愛子さんは卒寿を超えてから再び注目を浴びた。2016年に出版したエッセイ『九十歳。何がめでたい』(小学館)が100万部を突破するベストセラーとなったのだ。

 デパートのトイレで水の流し方が分からずひもを引くと警報装置だった。そんな体験などを通じて技術の過剰な進歩への怒りや、日常生活で遭遇する“いちいちうるせえ”と感じる理不尽を率直につづり、共感を呼ぶ。...

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