「普通は逮捕までいかない」「チャットGPTが『児相』と答えなければ…」巨人・阿部監督を“自滅”に追い込んだ「昭和的価値観」

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「監督になってからはパワハラ批判を気にして、カッとなるのをずっと我慢している様子でした。まさか自宅が“盲点”となるとは…」。こう語るのは、巨人軍関係者である。阿部慎之助監督(47)が自宅で18歳の娘に暴行した容疑で逮捕される騒動を起こした責任を取り、監督を辞任することになった。娘にケガはなく、過去の親子間トラブルも確認されていない。監督自身は早期釈放になった。なのに、なぜこのような大事になってしまったのか。

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「チャットGPT」に相談した長女

 阿部監督逮捕という激震のニュースが走ったのは、5月25日夜10時過ぎのこと。この日、阿部氏は休日で渋谷区内の自宅で過ごしていた。

 そこで起きた「きょうだい喧嘩」が不幸の始まりだった。阿部氏には18歳の長女、15歳の次女、14歳の長男と3人の子供がいるが、喧嘩になったのは上の娘2人だ。

「阿部氏が仲裁に入ったところ、長女が何かしら言い返したようです。それにカッとなった阿部氏は、長女の胸ぐらを掴んで押し倒した。阿部氏は酒を飲んでいたようです」(社会部記者)

 幸いケガはなかったが、腹の虫が収まらなかった長女は、今時の若者にありがちな行動に出た。生成人工知能(AI)の「チャットGPT」に「父親から暴力を受けたがどうしたらいいか」と質問したのである。

 チャットGPTからの回答は「児童相談所に連絡してください」。それに従い娘が午後7時10分頃、児相に連絡し、児相が警察に通報。そして渋谷署員が駆けつけ、阿部氏は暴行容疑で現行犯逮捕された。

「町田の虐待事件」で児相は批判を受けたばかりだった

 通常、このような事案で逮捕まで行くものなのだろうか。

「普通はなりません。署員は娘にはケガがなかったことを確認しているはずだし、過去、虐待通報などもなかったとのこと。通常ならば署員が家族の間に入り、次からは気をつけてください、といなして帰るものです」(社会部記者)

 ではなぜ逮捕に至ったのか。

「児相が噛んでしまったことが大きいのではないか。児相は、5月14日に発覚した町田の児童虐待事件で、虐待通報が入ってから48時間以内に安全確認しなければならないルールを守っていなかったとして、批判を浴びたばかり。厳格に対応して、すぐさま警察に通報したと思われます」(同)

 そんな児相からの通報を受けた警察も「構えすぎてしまったのでは」というのである。

「被害者の娘が暴行を受けたと訴え、それを見ていた妻・次女も認め、さらには阿部氏本人も『間違いなくやりました』と認めたといいます。現行犯逮捕する条件は揃っていた」(同)

 15日午後に開かれた阿部氏の辞任会見では、長女からの手紙が読み上げられた。〈このような大事に至ってしまったこと、私が言うのもなんですが、非常に恥ずかしく思っております〉〈父が警察に連行された姿を見て、愕然として泣き崩れてしまいました〉。長女自身は半日が経過して、大事にしてしまったことを後悔しているようなのである。

「おそらく長女は署員が駆けつけた時には、感情的になっていたのでしょう。一部では『首を絞められた』との報道も出ており、盛って被害を申告していた可能性があります。実際、阿部氏は26日未明には釈放されています」(同)

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