「ひどく殴られ、娘の顔と分からないほどに…」 バレッタ久美さん(29)撲殺事件、父親が明かした苦しい心中 「私の手で奴の首を掻き切ってやりたい」

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「血のついた鉄アレイが……」

「もういいだろ」「帰れよ」――。GW前、航空機内で逮捕され、成田空港到着後に報道陣らをこう威嚇した高橋伸明(47)の姿をニュースで見た人も多いのではないだろうか。今月15日に殺人罪で起訴された高橋によって撲殺された被害者、バレッタ久美さん(29)=当時=の父親が、「週刊新潮」の取材に対して、大切な娘を失った悲しみと被告への怒りの心中を明かした。

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 高橋被告は2018年10月11~12日ごろ、東京・六本木の自宅マンションで久美さんの頭部を殴って死に至らしめた容疑で逮捕された。

「同月18日、久美さんの母親から『娘と連絡が取れない』と通報があり、警視庁は高橋の自宅でシーツにくるまれた彼女の遺体を発見。死因は頭蓋骨骨折による脳損傷で、室内では血の付いた鉄アレイが見つかっています。高橋は殺害直後にマレーシアに出国していたため、警視庁は翌年6月に高橋の逮捕状を取り、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配していました」(社会部デスク)

 事態が動いたのは、昨年6月。違法薬物所持の疑いで高橋被告の身柄を拘束したとの情報が、マレーシア当局からもたらされたのだった。

「今年4月に強制退去処分となり、警視庁は4月25日、航空機内で高橋を逮捕しました」

 そして成田空港到着後、捜査員に囲まれながら高橋被告が報道陣らに放ったセリフが冒頭のもので、反省の色はみじんも感じられなかったのである。

「娘は交際などしていません」

 惨殺された久美さんは、日米両国の国籍を有していた。高橋被告とは18年、飲食店で知り合ったとみられ、これまで“交際相手”と報じられてきたのだが、

「娘は交際などしていません。暴力と恐怖で男から支配されていたのです」

 そう憤るのは、米国テキサス州に住む父親のスティーブ・バレッタ氏(64)だ。

「私はかつて陸軍に属しており、1984年に来日し、キャンプ座間で勤務しました。この時期に妻となる日本人女性と出会い、結婚して娘を授かったのが88年12月でした」(同)

「人間ではなく野蛮な獣」

 91年に息子をもうけた後は英語講師を務めていたという。

「妻とは99年に離婚し、翌年、私だけ帰国しました。それからは家族と別々に暮らしていますが、前妻とは現在に至るまで連絡を取り合っており、2人の子たちも、これまで何度も米国を訪れています」(スティーブ氏)

 スティーブ氏が語気を強める。

「(当時米国にいた)母親は事件発覚直後に日本に飛んだので、娘の遺体を目の当たりにしています。顔はひどく殴られ、本当に娘なのか分からなかったといいます。裁判が始まれば、私は絶対に傍聴に行きます。あんな非道な手口で人の命を奪うなんて、人間ではなく野蛮な獣。この目で高橋を見て、できることなら私の手で奴の首を掻き切ってやりたいところです」

 5月21日発売の「週刊新潮」では、高橋被告が暴力や脅迫で被害者を追い詰めていったやり口などを含め、久美さん殺害事件について詳しく報じる。

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