猫150匹の死骸と暮らしていた女性も…犬や猫を集めたがる“心の病”「アニマルホーダー」とは 「かわいそうが招く地獄」を見た活動家の怒り

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見えている問題は氷山の一角

 ホーダー本人から多頭飼育崩壊でSOSを発信することはまずない、と横山医師。近隣住人などからの通報でようやく事態が明るみになる現状について、こう警鐘を鳴らす。

「多頭飼育崩壊の現場では、動物を救出することに目が行きがちですが、根本的な原因である飼い主(ホーダー)自身への介入が不可欠です。崩壊の現場に第三者が介入して動物を保護したとて、ホーダーが再び動物を集め始めれば同じ問題が繰り返される。ホーダー自身に“あなたは動物を飼っちゃダメ”という人がいないといけない」

「近所のエサやりおじさん/おばさん」なども同じだが、猫を集めてエサを与えればどんどん繁殖する。これが問題なのだ。避妊手術をしてやり、頭数管理をすれば、何の問題も生まれない。

「アニマルホーダーの問題で、見えているトラブルは氷山の一角。誰からも知られずに、飼育崩壊している家は、もっと多いと思います。少子高齢化で単身世帯が増加し、人との繋がりが薄くなった社会全体へのアプローチがなければ、今後この問題はさらに顕著になると思います」(横山医師)

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