「ご結婚4年目あたりから、雅子さまは一生懸命“作り笑い”をされるように」 「人格否定発言」から22年 皇后陛下を追い詰めたものとは何だったのか 「皇室から見捨てられたと感じておられたはず」
住民たちは知っている
日本列島は春爛漫。ご成婚以来、毎年愛でられてきた東宮御所の桜も今が盛りと咲き誇っている。だが、今年の雅子さまは桜を観ることもなく、遠く離れた長野県内でご静養中だ。
真っ白な雪を被った山々を望む、標高およそ1000メートルの高原の町。山裾をおりてくる風は刺すように痛い。4月だというのに朝方は氷点下だ。
「この辺りじゃ、木が芽吹くのも6月過ぎなんだよ」
と住人が言うような、いまだ冬枯れた山麓の町に数台の黒塗りの車が現れたのは、(2004年)3月25日の午後。車列はゆっくりと町道を進み、道端に雪の残る別荘地内に入り、細い道を曲がって、カラマツ林の奥に消えていった。
ほどなくして、別荘地の辻々に立入禁止を示す看板が置かれ、屈強な男たちが立った。耳にはイヤホンをつけ、道行く車に鋭い視線を向ける。
「犬を散歩に連れてあの辺を通ったら、私服警官みたいな男の人がたくさんいるので、“何があったんですか”と聞くと“鹿が切れた電線に絡まりまして”なんて言っているんですよ」
と笑うのは近くの町民。「あの別荘地の裏山には熊や猿はいるけど、鹿はほとんどいないんだけどねえ」
名前は伏せられていてもどなたがいらっしゃるのか、住人たちはとっくに知っていた。
異例中の異例の宿泊
敷地およそ300坪の別荘でご一緒なのは、愛子さまと雅子さまの母親の小和田優美子さん(66)だ。途中から、オランダから駆けつけてきた国際司法裁判所判事で父親の小和田恒氏(71)も加わり、3月29日までは皇太子も滞在されていた。
皇太子ご一家と小和田夫妻が、水入らずの時をお過ごしになったわけだが、
「皇太子が妃殿下のご両親とご一緒に泊まるのは、異例中の異例」
というのは、元宮内庁職員である。
「天皇陛下が皇后さまの実家の正田家に泊まったことはありません。昨年(2003年)9月に雅子さまと愛子さまが、目黒の小和田家に里帰りした時、夕食に皇太子も加わりましたが、あれでさえ前例のないことなのです」
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