「どないしょ。殺してもた…」 ICレコーダーに残された犯人の「おぞましい肉声」 2億5000万円の保険がかけられた会社社長を、役員がネクタイで絞殺 【事件から20年】

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“プレゼントはこれから要りません。だから、お父さんを返してください”

 最終弁論ではB社長の未夫人による手記が読み上げられた。
 
「私たち遺族が今、どれだけつらく悲しい日々を過ごしているか想像できるでしょうか。(中略)子供たちは今、何を思っているのでしょう。小学5年生の息子は、昨年のクリスマス、サンタさんへの手紙に、“プレゼントはこれから要りません。だから、お父さんを返してください”と書いていました。中学1年の息子は“死んで、お父さんのところへ行きたい。お父さんと話がしたい”と言って泣いています。私は(そんな子供たちを)必死に抱いて、強く抱きしめることしかできないのです」

 彼女が現在の心境を吐露する。

「いまだ事件のことは子供たちには伝えていません。あまりにもショックが大きいですから。これまで私は検事さんに、彼の処刑を望む、と話してきました。 今もその気持ちは変わりません」

 初犯として裁かれたAの刑罰は懲役15年だった。

 ***

 第1回では、Aが「京都主婦首なし殺人」で逮捕されるも、その後不起訴になった経緯について報じている。

 また、第2回では、生コン会社社長殺人事件で現在も解決されていない「最大の謎」などについて報じている。

デイリー新潮編集部

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