自転車「青切符」導入で戦々恐々のテレビ局 「違反行為が113種類」で最も影響を受けそうな「旅番組」とは

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伝説の公道レース

「たとえ“街ブラ番組”でも、一般の自転車走行の映り込みには敏感になるでしょう。視聴者からどんなクレームが来るかわかりませんからね。モザイクやカットの対応も選択肢に入ってくると思います」

 一般道で自動車のシートベルトの着用が義務化されたのは1992年(高速道路は85年)からだが、今は刑事ドラマの逃走シーンでも犯人が律儀にシートベルトを締めるようになった。

「『公道のロケなのにシートベルトをしなくていいのか』といったクレームも来ますからね。刑事ドラマでは取り調べ中の容疑者にタバコを勧めるシーンもなくなりました」

 かつては大らかだったという。

「業界では伝説となっていますが、91年1月2日に放送された『爆笑!迎春ブッちぎり 所ジョージのオールスター自動車レース大賞』(TBS)で放送された“オールスターキャノンボール大会”は、東京・お台場の船の科学館から首都高湾岸線、常磐自動車道を経て茨城県つくば市のゴルフ場まで公道で開催されたレースでしたが、放送後に警察の道路使用許可を得ていなかったことが問題となりました。当時、TBSは『法定速度は守っており、録画を早回ししたため速く走っているように見える』と発表したものの、茨城県警から出頭要請を受けたプロデューサーのテリー伊藤さんは、高田純次さんが運転する日産スカイラインGT-Rニスモが一般車をものすごいスピードでぶっちぎっている映像を見せられて観念したと言われています」

 大らかと言うより滅茶苦茶である。ちなみに、自動車評論家の徳大寺有恒氏はホンダNSXで、「サーキットの狼」などで知られる漫画家の池沢さとし(現・池沢早人師)氏はフェラーリ・テスタロッサで参加したこのレース、優勝したのはシボレー・コルベットの三原じゅん子センセイだった。

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