高市首相の警戒度マックス「参院で40人以上のグループ」 チルドレンはまとめられず、仲間はゼロの悲哀が

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高市チルドレンも取り込めず

「普段から国会近くのホテルで記者らと懇談会を定期的に開催するなど、いまどき珍しくオープンな付き合いをするタイプの政治家です。去年の自民党総裁選では、同じ千葉県(千葉2区)選出の小林鷹之政調会長の陣営幹部を務めました。今後、参議院クラブは小林氏の総裁選出馬時の支持組織となると見られています」(同)

 もちろん高市氏としては面白い話ではないだろう。

「確かにそうですね。ただ、参議院クラブに限らずその他のグループ立ち上げの動きは高市氏も事前に察知していたはずですし、嫌悪感を示しつつもそれを批判するのが難しいことも高市氏自身は認識していたでしょう。そもそも彼女の当選に麻生派が貢献したのは歴とした事実です。先の衆院選で当選した1年生は紛れもなく高市チルドレンなわけで、彼らを取り込んでひと塊にする動きができれば良かったのではと見る人は少なくありません。結局そういうことをやってくれる側近はいなかったということでしょう」(同)

 派閥を渡り歩き自民党内に本籍地もなくむしろ派閥を嫌っていた菅義偉元首相も、首相就任にあたっては自身を支持するグループが様々にサポートした。

「高市氏は派閥を忌み嫌ってここまで来ました。今もなお派閥自体は世の中の受けが悪いとの判断があるのかもしれません」(同)

 参院は解散もなく高市氏の影響が及びにくいとされる。「参議院クラブ」は次の政局の発火点となるか、それとも高市首相が高支持率を維持して永田町の常識を覆すか。

デイリー新潮編集部

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