お値段「47億円」で話題 文京区の「超大豪邸」が売却されていた 新しいオーナーと気になる購入価格
調度品で25億円
それにしても、47億円とはとてつもない額だ。例えば、楽天の三木谷浩史会長が渋谷区松濤に豪邸を建てた時でも報じられた費用は「30億円」。いくら一等地だとしても、この金額は妥当なのか。当時、地元の不動産会社に聞いたところによると、
「この辺の土地は、現在は坪350万円。高くて400万円かな。仮に400万円として、土地代は約11億4000万円です。つまり、建物は約36億円ということになります」
その建物について、さる不動産コンサルタントはこう語っていた。
「この物件に使われた材料を聞くかぎり、建築費用は坪単価400万円。床面積268坪で、約10億7000万円です。土地代と建築費用を合わせて約22億円になる。残りの25億円が調度品ということになる」
つまり、調度品の価値によって、驚愕の金額に跳ね上がったというわけだ。
確かにサイトに載った説明を見ると、家具はイタリア製、英国製、スペイン製で、照明器具はルーマニア製、ビリヤード台は米国製、ピアノはオーストリア製、との記述もある。
「材料は全て外国から取り寄せたため、日本のものは一切使っていません。職人さんも、わざわざ向こうから来ていました。それであんな高い価格になったそうです」(近所の老人)
大使の自宅や別邸向き
前出のコンサルタントはこうも語っていた。
「通常、この手の高額物件を買える顧客を持っている三井不動産や三菱地所系の、大手仲介会社に頼まないと売れませんよ。街の不動産屋に仲介を頼む方が間違いです。どう見てもこの建物は、企業の迎賓館や外国の大使の自宅や別邸向きです。このご時世では、なかなか売れないと思います」
実際、騒ぎになったのを気にしてか、程なく物件は売り止めに。紹介サイトからも消えてしまった――。これが騒動の顛末であった。
[2/3ページ]



