G阿部監督「日替わり打線」がまた始まった…「その場しのぎ」に映るスタメン、30試合程度は同じ打線でいくべきだ【柴田勲のコラム】

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丸と大城のおかげで勝ち越し

 巨人が中日、DeNAと続く6連戦を4勝2敗と勝ち越した。3カード9試合を終えて5勝4敗で3位だ。

 首位に立つヤクルトが7勝1敗、ちょっと出来過ぎだ。阪神は6勝3敗と2勝1敗ペースだ。順位のことをあれこれ言うのは早過ぎるけど、もう少し消化したら阪神が首位になっているんじゃないか。

 巨人6連戦の勝ち越しは強いから勝ったという感じではない。

 丸佳浩と大城卓三の活躍のおかげだ。丸は3月31日の中日戦で9回に勝ち越しの3点二塁打を放ち、大城は5日、代打で逆転3ランだ。彼らの一打がなかったら、どうなっていたか分からない。

スタメンを見てエッと思った

 阪神の高橋遥人、中日の大野雄大、そしてDeNAの東克樹……いい投手が出てくると途端に打てなくなる。つながらない。

 阿部慎之助監督は早くも打線をコロコロと替えている。昨年もそうだったが、5日のスタメンを見てエッと思った。

 丸がいままでスタメンでなかったのが不思議だった。今季初スタメンとなり7番に入っていた。佐々木俊輔が5番だ。これはないと思った。丸はどこか悪いのかなと首をかしげていた。でも中日戦では二塁までしっかり走っていた。

 阿部監督は佐々木が前日に4安打したから使ったのだろう。でも、こんなのは平均の法則だ。2日続けてそうは打てない。

 DeNAにしたら5番・丸の方がイヤなはずだ。自分のことばかり考えている。

チームが落ち着かない

 松本剛も少し打てなくなるとスタメンから外す。中山礼都もそうだ。増田陸がマルチ安打すると翌日もスタメンだ。

 一貫性がない。この打線でいくと決めたら30試合くらいは固定して戦うべきだと思う。第一、チームが落ち着かない。その場しのぎに映る。

 私なら次の打線だ。

 1番・トレイ・キャベッジ、2番・松本、3番・泉口友汰、4番・ボビー・ダルベック、5番・丸、6番・坂本勇人、7番・岸田行倫、8番・浦田俊輔。

 とにかく30試合程度は固定する。打順の変更はそれから考えればいい。

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