日本の芸能人の死を偲んで「お葬式」 “親日イラン人”の心をつかんだ意外なMade in Japan

国際

  • ブックマーク

みんな大好き“変なおじさん”

 ここまでくると、かの地の人々は相当な“日本通”とお見受けしたくなる。

 目下、在日イラン人たちがもっとも愛好するのは、故・志村けんさんなのだそう。

 ボルボルさんが言う。

「ユーチューブやテレビの再放送で彼を見た人は、みんな大好きですよ。特に“変なおじさん”や“ひとみばあさん”が面白くて好きですね。6年前に彼が亡くなったとき、日本のイラン人たちはお葬式をやりました。みんなが集まって、イラン式にごはんを近所に配ったり、志村さんの写真を飾ったりして、冥福を祈りました。あんなに面白い人は他にいないから、本当に悲しかったです」

 日本の芸能人の死に際して葬式を挙げたのは、この一回きりだというから、思いは本物。バカ殿ならイラン情勢をどのように解決するだろうか。

 ***

 4月2日発売の「週刊新潮」では、六つの視点からさらに詳しく「日本人の知らないイランの国内事情」について報じている。

週刊新潮 2026年4月9日号掲載

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。