「炎鵬」奇跡の関取復帰 「相撲どころか歩くことさえ……」脊髄損傷の大ケガを跳ね返した“不屈の相撲人生”
日本相撲協会が3月25日に開いた番付編成会議で、3月場所東幕下4枚目で5勝2敗だった炎鵬(31歳)の十両昇進を決めた。炎鵬は脊髄損傷の大けがで2023年7月場所を最後に関取の座から陥落、一時は最下段の序ノ口にまで番付を落としていた。幕内で活躍した力士が序ノ口から関取に復帰するのは昭和以降では初めてだという。【取材・文=小林信也(作家・スポーツライター)】
詳しい相撲ファンならご存じだろうが、約3年ぶりの関取復帰は、つまり「3年間、無給の生活に耐えた」ことを意味する。...

