「チャック・ノリスは心臓発作に襲われない。なぜなら…」 驚異のタフガイぶりから“最強伝説”が書籍化 86歳で死去した「アクションスター」の真実
偉大なる英雄の死
「チャック・ノリスは決して心臓発作に襲われない。チャックを襲うほど心臓も愚かではないからだ」
「チャック・ノリスはすでに火星へ行ってきた。そのせいで生命体が一切存在しないのである」
「チャック・ノリスは玉ねぎを泣かせる」
逝去の報に、世界中が悲しんでいる――。ブルース・リーの親友にしてハリウッドを代表するスターであり、実業家としても知られたチャック・ノリスがハワイで療養中、86歳で死去した。
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チャック・ノリスは高校卒業後、アメリカ合衆国空軍に入隊して武道に目覚め、軍の施設内で空手道場を開いた。退役後、道場経営をしながら世界プロフェッショナル空手チャンピオン(ミドル級)の座を6年間保持。また自身が創設した格闘技「チュン・クック・ドゥ」では最盛期、世界で2300人を超える会員がいた。
チャック・ノリスの友人にブルース・リーがいる。まだ無名だったブルースがハリウッドでアクション振り付けの仕事をしていた際に、チャックも誘われたことから俳優としての道を歩み始めることに。映画に加え、1993年から放映されたCBSのサスペンスドラマ「炎のテキサス・レンジャー」が高視聴率(常に高視聴率トップ20入り)を獲得し、スターの座を不動のものに。また、退役軍人として各種活動に取り組んでいることでも知られた。
その圧倒的な「強さ」「タフさ」「完璧さ」「絶対ぶり」でスターになったチャック・ノリスをジョークにしたのが、上述の「チャック・ノリス・ファクト」である。彼がスクリーンに登場しなくなった2005年ごろから、ネット上で書き込まれ、全米のみならず日本を含む世界各国で書き込みが相次いだ。2009年、米国でチャック・ノリス公認のファクト本『THE OFFICIAL CHUCK NORRIS FACT BOOK』が刊行され、その翻訳本が2013年11月に発売された(邦題は『チャック全開! チャック・ノリス「最強」伝説』現在は絶版)。公認本だけに、それぞれのファクトにチャック・ノリスの解説がついている。偉大な俳優の人生を追悼し、その中から秀逸なファクトを紹介したい。
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