【柴田勲の順位予想】初めて「巨人を優勝候補から外した」理由…2位としたのはOBとしての願い、下手すればBクラスもあり得る
巨人を優勝候補としてきたが
桜の開花・満開のニュースが届くようになった。春の訪れとともに2026年のプロ野球が開幕する。読者の皆さん、今年も私のコラムをよろしくお願いします。
【写真】開幕ローテに新人2人! 笑顔も爽やかな若手をチェック
さて、恒例の順位予想といきたい。
当コラムは今年で8年目を迎える。私はこれまで巨人をセ・リーグの優勝候補としてきた。OBとして頑張ってほしいという気持ちがあったが、優勝候補に挙げるだけの材料・理由があった。
だが、今年はどうか……初めて巨人を優勝候補から外した。1位:阪神、2位:巨人、3位:DeNA、4位:広島、5位:中日、6位:ヤクルトとした。
阪神が怖いのは主力選手のケガ
阪神の連覇だとみた。昨年優勝したメンバーが顔をそろえる。1番・近本光司から5番・大山悠輔まで固定されており、森下翔太、佐藤輝明が得点源となる。彼らは何年も実績を残している。それに昨年の優勝で自信を持っている。
問題は6番以降だ。それも中川勇斗、前川右京、小幡竜平、木浪聖也らが控えている。捕手は坂本誠志郎が中心でベテランの伏見寅威の獲得も大きいと思う。
先発陣も強力だ。村上頌樹、才木浩人、大竹耕太郎、高橋遥人、伊藤将司、抑えの岩崎優も健在だ。
リリーフ陣では石井大智のケガによる離脱は痛いが、及川雅貴、桐敷拓馬、湯浅京己らが控えている。穴を埋めるコマはそろっている。
昨年同様、独走の可能性もある。怖いのは主力選手のケガだ。
開幕ローテになぜ新人2人か
2位とした巨人は、その阪神を東京ドームに迎えての開幕3連戦。昨年は8勝17敗と大きく負け越した。試練のスタートだ。
開幕投手はドラフト1位左腕の竹丸和幸(鷺宮製作所)、3戦目にはドラフト3位左腕の山城京平(亜大)だという。新人2人の開幕ローテ入りは1962年の城之内(邦雄)さんと私以来、64年ぶりで話題になっているようだ。(※)
開幕投手候補だった山崎伊織が右肩コンディション不良、戸郷翔征が不調で2軍落ちした。巨人の2枚看板が離脱した。井上温大もファームで調整中だ。新人2人の起用は裏を返せば、それだけチーム事情が苦しいということだ。
62年は藤田(元司)さん、堀本(律雄)さん、伊藤(芳明)さん、中村(稔)さんら力のある投手がそろっていた。監督の川上(哲治)さんは先をにらみ、また阪神のベテラン投手に新人を当てるという策だった。
当時とは状況がまるで違う。新人だ。大きな期待を懸けることはできない。
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