「お母さんを必ず甲子園に連れて行くからね」 有言実行のエース「宮城大弥」が家族に目標と明かした「中日レジェンド投手」の名前

スポーツ 野球

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 オリックス・バファローズのエースとしてチームを支え、2大会連続でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦う日本代表に選ばれた宮城大弥投手(24)は、幼少期の極貧生活を乗り越え、2度の甲子園出場やプロ野球選手になる夢を実現させてきた。宮城大弥投手の実父・宮城享(みやぎ・とおる=58=)さん、実母の礼子さん(=57=)、女優として活躍する妹の弥生さん(=20=)の3名に、家族にだけ明かしてきた宮城投手の本音や、目標との向き合い方について伺った。(全2回のうち第2回)

「沖縄県の代表として、甲子園のマウンドに立ってほしい」

 中学2年生だった2015年に本格的に投手に転向。同年夏には、中学生の硬式野球日本一を決めるジャイアンツカップに出場を果たした宮城投手は、初戦で敗れたものの、そこでの好投がスカウト陣の目を惹き、U-15日本代表のセレクションに招集されることに。沖縄県出身選手として初のU-15代表入りを果たすと、宮城投手は「U-15ベースボールワールドカップ」で3試合に登板し、世界トップレベルを体感する。

「今度は甲子園出場とU-18日本代表に選ばれるようにしないと……」

 日の丸を背負って投げる息子の姿に心を動かされ、その余韻に浸る両親にそう告げた宮城投手は、さらなる技術向上を目指して、地道な努力を続けた。地元の中学を卒業した後は、「沖縄県民に背中を押してもらいながら、県の代表として甲子園で戦ってほしい」という父・享さんの強い思いを汲んで、沖縄県内の興南高校に進学。私立校で、「月20万円ほどかかる学費の工面は本当に大変だった」と享さんは振り返るが、「金銭面は親が頑張るしかない」と覚悟を決め、仕事を3つ掛け持ちしながら大弥投手とともに夢を追った。

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