EV事業失速で「6900億円赤字」のホンダ 復活への道筋は

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政治の都合が生み出した赤字

「断腸の思いでこの決断を下しました」

 3月12日、三部(みべ)敏宏社長の発表した決算修正にあぜんとした人も少なくないだろう。1カ月前まで、ホンダは通期で3000億円の純利益が出ると予想していたのに、逆に6900億円もの赤字に陥ることを明らかにしたのだ。

 言うまでもなくホンダはトヨタと並んで自動車業界の“勝ち組”と呼ばれ、一時は日産の救世主として期待されていた会社である。

 直接の原因はEV事業の失速だ。同社の資料には四輪の主戦場のアメリカにおいて、EV購入に対する補助が打ち切られたことから、年間150万台の売り上げが見込めなくなったとある。...

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