警視庁幹部の“フキハラ認定”に「不機嫌ぐらいでハラスメント?」とSNSで異論殺到 …専門家が「納得できないという気持ちも分かります」と理解を示すワケ
朝日新聞(電子版)は3月10日、「フキハラで部下100人超の警視正処分 『萎縮させた』警視庁が認定」との記事を配信、《職場で不機嫌な態度を取り、部下の勤務環境を悪化させたとして、警視庁が、署長や本部の課長を務めた警視正の男性(60)を警務部長注意とする処分にしたことがわかった》と報じた。(全3回の第1回)
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担当記者は「調査の発端は、『パワハラ被害に遭っている人がいる』と複数の訴えが警視庁や警察庁に寄せられたことでした」と言う。
「警視庁が聞き取りを実施すると、『男性に反論すると不機嫌になる』、『一方的で、意見具申ができない』など切実な悲鳴が上がったそうです。その一方で明確に『パワハラの被害を受けた』と証言した人は現れず、中には『指摘や指示はもっともだった』と仕事内容を評価する意見もありました。警視庁は男性が良好な職場環境を整える立場にあったにもかかわらず、不機嫌な態度で萎縮させたと『不機嫌ハラスメント』を認定し、処分を下しました。男性は退職しましたが、処分とは無関係な『事実上の定年退職』だと毎日新聞が報じています」(註)
ところが、Xなどネット上では今回の「フキハラ認定・処分」に批判的な意見が目立つのだ。いくつかポストをご紹介しよう。
《やたらとハラスメントにしてくるのもハラスメント》、《アホらしい…人間なんだから感情は出るでしょうよ》、《不機嫌になることもハラスメントって、日本人はどれだけ善人にならなあかんの?》、《こんな事まで処分対象とはやりすぎ。萎縮する部下の豆腐メンタル》、《もう、菩薩の様な上司しか認められないのか》──。
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