「裸か、服がはだけた遺体の写真が…」「さらに児童ポルノまで」 霊安室で女性の遺体を撮影…書類送検された巡査部長(52)
昨今、警官の不祥事など珍しい話ではない。だが綾瀬署警務課の小嶋巧巡査部長(52)は、越えてはならない一線を越えていた。
鑑識係員時代、警察署内の霊安室で女性の遺体を勝手に撮影していたのだ。
「今年2月末に警視庁が小嶋の懲戒免職処分を発表した際、彼の行為も明かされました。動機は“性的欲求を満たすため”だそうです」
と、社会部デスク。
「2009年から22年にかけて、小嶋は北区の赤羽署と江東区の城東署、府中市の府中署で鑑識係員として勤務。この3署の霊安室で、検視した女性18人を私物のスマホで撮り、500点超の画像データやプリントアウトした写真を持ち帰っていました」(同)
遺体は裸か、服がはだけた状態だったという。
「検視に携わる鑑識係員の立場を利用していたわけです。埼玉県内にある彼の自宅からは、遺体の写真がとじられたアルバムも見つかりました。この悪業が発覚したきっかけは半年前。現場は埼玉県さいたま市のJR東浦和駅です」(同)
埼玉県警の関係者が振り返る。
「昨年9月19日、駅構内のエスカレーターで盗撮しようとして、県の迷惑防止条例違反(盗撮)容疑で現行犯逮捕されたのが、小嶋です。女子高生のスカート内にスマホを差し入れようとしていた不審な様子に気付いた人が取り押さえ、警察に引き渡しました」
スマホを破壊
当時、現場に居合わせた男性によると、
「押さえ込まれていた人物は、おとなしそうな人でした。一部始終を見たわけではありませんが、叫んだり暴れたりすることもなかったと思います。ただ、突然、持っていたスマホを地面にたたきつけたのにはびっくりしました。後から警視庁の巡査部長だと知り、もっと驚きましたけど」
先の県警関係者が続ける。
「スマホはたしかに壊れていましたよ。ですが鑑識係だったのなら、復元がさほど困難ではないことは分かっていたはず。自身が重ねた罪が露見しそうになり、狼狽(ろうばい)して衝動的に投げ捨てた、そんなところでしょう。実際、スマホには膨大な証拠が残っていましたので」
それらによって、さらなる容疑も浮上した。
「22年12月から昨年7月までに、県内と都内の駅で女子高生とは別の女性4人を盗撮した疑いが発覚。県警ではこの4件分を昨年11月に追送検し、現在公判中です。これらの過程で行った小嶋の自宅の捜索によって、霊安室で撮った遺体の画像データや写真の持ち出しが裏付けられたのです」(同)
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