わずか12日間で“500万回再生”突破…B’z「稲葉浩志」がシャウトする「タッチ」がWBC応援ソングとして“テッパン”だった理由

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独占中継のテーマ曲

 いよいよ3月5日に開幕がせまった、野球世界一決定戦のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。日本代表が連覇を目指す。

 前回大会までは全試合、地上波で無料放送されていたが、今大会は動画配信サービス・Netflix(ネトフリ)が早々と日本国内独占配信権を獲得した。

「サッカーW杯やWBCなど、世界的に人気のイベントの放映権料はうなぎ上りに。前回のWBC(2023年)ではTBS、テレビ朝日、動画配信サービスのPrime Videoが協力して放映権料を獲得し、その金額は30億円とも言われました。今回はその5倍、約150億円とされ、とてもテレビ局が払える金額ではなかったのですが、あっさりとネトフリが獲得しました。うらやましい限りです」(民放キー局のスポーツ班スタッフ)

 そのネトフリが2月13日、「大会応援ソング」としてYouTubeの公式チャンネルにミュージックビデオ(MV)をアップした。その応援ソングはなんと、日本の音楽界のレジェンドと呼んでも過言ではないロックデュオ・B’zの稲葉浩志(61)が歌う「タッチ」。女性歌手・岩崎良美(64)が1985年にリリースした楽曲のカバーである。

「良美さんの実姉は『シンデレラ・ハネムーン』(78年)、『聖母(マドンナ)たちのララバイ』(82年)などがヒットした岩崎宏美さん(67)。姉の後を追うように、良美さんは78年に女優デビュー、80年には歌手デビューも果たし、84年にTBSの大ヒットドラマ『スクール☆ウォーズ』で注目を浴びました。そして、歌手デビューから20枚目のシングルとなった『タッチ』は、不朽の名作となったあだち充氏の野球漫画を原作とする、フジテレビ系で放送されたアニメの主題歌に起用され大ヒット。その後、高校野球の応援歌の定番曲になり、21年にはマクドナルドの商品『チキンタツタ』発売30周年キャンペーンCMソングに、良美さん本人が歌った替え歌『タツタ』が起用されました」(音楽業界関係者)

 そもそも、漫画「タッチ」は「週刊少年サンデー」(小学館)に連載され、04年の時点でコミック総売上1億冊を突破。高校野球を題材に、双子の兄弟である上杉達也・和也と幼馴染の浅倉南の3人を軸に、恋愛を絡めて描かれた物語。和也は途中で不慮の死を遂げ、その後、達也と南の関係を中心に描かれたが、その主題歌はかなりアップテンポなポップス曲だった。

 漫画や高校野球ファンには周知の名曲をカバーするにあたり、稲葉は《オリジナルへのリスペクトをこめた上で、自分の情熱を注ぎ込んで歌わせていただきました》などとコメントを発表している。

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