日本人の平均体温が低下… あなたも「隠れ冷え」かも? 四つのチェックポイントとは

ドクター新潮 ライフ

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日本人の体温は低下?

 自販機やコンビニで一年中、冷たい飲み物やアイスクリームなどが簡単に手に入る。また、車移動に依存し、エスカレーターやエレベーターなどを多用、さらにネット注文することで買い物に足を運ぶ機会も減り、筋肉を使わずに済む生活を送れるようになっています。筋肉は熱を生産してくれる大事な器官です。私たち現代人は、「便利さ」と共に「冷えやすさ」も手に入れてしまったのです。

 事実、1957年に発表された東大教授らのグループの論文では、当時の日本人の平均体温は36.9度であると報告されています。一方、2000年以降を見てみると、あるテレビ番組の調査で平均体温は36.2度、別のインターネット調査では36.1度という数字が示されていて、日本人の体温が下がっていることが推察されます。

 付け加えると、本来は代謝能力などが衰える高齢者の方が冷えのリスクは高いはずなのに、最近は、若者の方が冷えの症状を訴えてくる人が多い印象があります。元気で、筋肉量が多い若い人でも、現代的な生活にどっぷりと漬かっているため冷えに直面してしまっているのです。暑がりだったり、汗っかきだったりして、冷えとは無縁そうな人でも、実は低体温という「隠れ冷え」も存在します。

「隠れ冷え」になってないかチェック

 そこでまず、自分が冷えを抱えているかどうかを自覚するところから始めるのが大事になってきます。次の4点に該当するかどうかチェックしてみてください。

・起床時、脇よりお腹が冷えていないか?

 就寝中は布団に包まれているため外気の影響をほとんど受けません。にもかかわらず、体表温度に差が出ていたら冷えの可能性大です。

・耳を折ると痛くないか?

 耳は毛細血管が集まっているので、折って痛みを感じる場合は血流が滞っている証しと考えられます。

・温かいものに触れると心地よいと感じるか?

 体が冷えていると、反射的に「温かい=快」と感じやすくなります。

・就寝時と起床時の姿勢が変わっているか?

 変わっていない人は冷えを抱えているといえるでしょう。姿勢を少しでも変えて布団の中の温まっていない部分に触れることを、無意識のうちに体が拒絶しているからです。

 自分は体ががっちりしている、あるいは太り気味なので寒さに強いと思っている人でも、以上4点に一つでも当てはまる場合は隠れ冷えの可能性があるので要注意です。

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