わいせつ逮捕の「羽賀研二」 出演映画の監督が見た「人たらし術」の極意 「撮影1時間前にはスタジオ入り」「会計も知らぬ間に済ませ…」
「いい人だが騙されやすいかも」
――なぜ今回、羽賀をキャスティングしたのか?
ハシ監督:羽賀さんとの出会いは2~3年前ですから、2024年に不起訴になった件よりも前になります。
――羽賀は24年9月、差し押さえを免れるために不動産登記を偽装したとして、強制執行妨害目的財産損壊等罪で元妻や暴力団組員と共に逮捕されたが、後に全員が不起訴となった。
ハシ監督:共通の知人に紹介され何度か会うようになったんです。そして「ギャルゾンビ」の制作にあたり沖縄を舞台にしようと思い、交通費のかからない沖縄在住のタレントをキャスティングする必要があったので羽賀さんに声をかけたんです。
――彼はオファーをすぐに受けた?
ハシ監督:「僕が映画なんて……」と疑っていました。ロケハンのために沖縄へ行ったときも、申し訳なさそうにしていたくらいです。
――生活に困っているような様子は?
ハシ監督:安泰のようでしたよ。ホテルの喫茶店で撮影の打ち合わせをした際も、本来は制作陣であるこちらが会計を持つのですが、いつの間にか羽賀さんが済ませていました。
――役者としての羽賀研二はどうだったか?
ハシ監督:いざ撮影が始まると1時間前には必ず来ていましたし、若い俳優やスタッフに対してもすごく腰が低くて、まさに“人たらし”といった感じでした。夜中まで撮影することもありましたが、60過ぎとは思えないほど疲れ知らずでしたよ。
――全盛期の羽賀のままである。
ハシ監督:素はいい人なのだと思います。人の悪口を言っているところも見たことがありませんしね。逆に悪い人たちに騙されやすいのではないかと心配になるほどです。
「ギャルゾンビ」の主演はセクシー女優の恋渕ももな。羽賀のほか、お笑いコンビ・X-GUNのさがね・まさひろ、ウーマン・ラッシュアワーの中川パラダイス、そしてKAT-TUNの元メンバーで2019年に大麻取締法違反で逮捕され懲役6カ月・執行猶予2年の判決を受けた田口淳之介も出演している。
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