松山ケンイチ、ASD・ADHDの裁判官役で魅せる“真摯さ” NHK主演ドラマが揺さぶる「99.9%有罪」の常識

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組織再生の司法ドラマ

 ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの特番のため、2週にわたって放送を休んだNHKのドラマが再開される。松山ケンイチ(40)主演の「テミスの不確かな法廷」(火曜午後10時)。社会性と娯楽性、そして感動が絶妙のバランスで配分されたドラマだ。【高堀冬彦/放送コラムニスト、ジャーナリスト】

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 主人公は安堂清春(松山ケンイチ)。任官7年目の裁判官で、群馬県の前橋地裁第一支部に赴任したばかり。周囲には伏せてあるが、13歳の時にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受けた。...

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