飛距離は“大谷翔平超え”も… 超ド級「中日」新戦力の絶望的すぎる欠点

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 中日ドラゴンズの前評判がすこぶる高い。

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パンチに欠ける打線

 立浪和義監督指揮下では3年連続最下位に甘んじていたが、昨季、井上一樹監督が就任すると最下位を脱出し、4位に浮上した。

 セ・リーグの優勝候補筆頭は、昨季史上最速優勝を果たした阪神に違いないが、

「オーナー付顧問の岡田彰布前監督は、ライバルとして中日を挙げていましたね」

 と、ドラ番記者が語る。

「事実、昨季、中日は5球団で唯一阪神に勝ち越しています。今季は、巨人など他球団の戦力が伸び悩んでいることもあり、中日が相対的に評価を上げている格好です」

 元々、投手陣は盤石だ。侍メンバーに選出されたエース・高橋宏斗に、復活したベテラン大野雄大。守護神には昨年最多セーブを獲得した松山晋也が鎮座する。FA流出が危ぶまれた柳裕也、松葉貴大は共に残留した。これに、大学ナンバーワンの呼び声高いドラフト1位右腕、中西聖輝(青学大)が加わった。

 課題は得点力である。リードオフマンの岡林勇希は昨年最多安打に輝き、ソフトバンク戦力外から復活した上林誠知、現役ドラフトで大化けした細川成也が打線をけん引するが、いかんせんパンチに欠ける。

重大な欠陥

 だが、救世主が現れた。

 メジャー通算164本塁打を誇る新外国人、ミゲル・サノー(32)である。

 ドミニカ共和国出身で、身長196センチ、体重126キロの巨漢。2009年本塁打王・打点王のブランコや17年本塁打王のゲレーロも大柄だったが、彼らよりも一回り大きい。パワー自慢で、飛距離496フィート(約151メートル)の特大弾を放ったことも。これは大谷翔平をも上回るMLB歴代5位の怪記録だ。

「キャンプ初日からフリー打撃に臨んだサノーは、3連発を含む12本の柵越えを披露。ファンから喝采を浴びていました」

 しかし、期待のスラッガーには重大な欠陥があった。

「守備が絶望的に下手くそなんですよ」

“サノー”“守備”でネット検索されたし。中でも好事家が作ったと思しき〈ミゲル・サノーの絶望を与える守備集〉と題された動画は傑作である。

「彼は三塁や一塁、外野を守っています。三塁ではゴロをトンネルしたり、お手玉したり、なんでもないフライをポロリしたり……。一塁では、送球をキャッチしたときに足がベースから離れてセーフに。外野からのバックホームはあさっての方向に大暴投。さまざまなパターンで笑わせてくれます」

 本塁打王だけでなく、「珍プレー好プレー大賞」も期待できそう。

週刊新潮 2026年2月19日号掲載

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