「汚物まみれ」呼ばわりは過去の話なのか 「中道」落選組の入党希望相次ぐモテ期「玉木・国民民主」

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「汚物まみれ」発言

 その結果として起こったのが、参院選で比例代表に擁立する予定だった山尾志桜里・元衆院議員の公認取り消しをめぐるゴタゴタ、いわゆる「山尾公認問題」だ。山尾氏擁立を発表して以降、報道各社の世論調査で政党支持率が下落傾向となったことを重く見ての非情な判断だった。玉木氏の不倫騒動を受けても政党支持率に大きく響くことはなかっただけに、当時、「山尾斬り」は喫緊の課題となっていた。

 そんな中、永田町取材のベテランで、国民民主とも縁の深いカメラマン、堀田喬氏は山尾氏を含む同党の公認候補4名(他3名は維新に所属していた前衆院議員の足立康史氏、立民に所属していた前参院議員の須藤元気氏、みんなの党や自民党に所属していた元参院議員の薬師寺道代氏)を取り上げて、「汚物まみれ」と酷評したのである(関連記事:“汚物まみれの四人衆” 国民民主党を酷評したカメラマンが本音を明かす 「こんな候補しか立てられないのは、それだけ人材がいないってこと」 榛葉幹事長の見解は)。

政治を目指す人材が

「国政に限りませんが、知り合いに誘われたとか、主義主張が完全に固まっているといったケースを除き、政界入りを目指す人材が門をたたくのは基本的に自民からと言われます。自民でないなら“それ以外で勢いのありそうなところ”などとなって、そこからさらに国民民主を選んでもらうというのはそれなりにハードルが高いことです。高市自民の人気が高い今は、余計にそのハードルは高くなっているでしょう」(同)

野党内でも候補者の争奪戦は激化している。チームみらいは衆院選で「消費税減税よりも社会保険料の引き下げ」を最優先に掲げて11議席を獲得。「手取りを増やす」と訴え続ける国民民主のお株を奪う動きを見せた。

「昨年の参院選で顕著だった、なかなか人材が集まらないから国政経験者を即戦力としてスカウトするという玉木氏の考えは理にかなっているのかもしれないし、大量絶滅期を迎えたかに見える中道(旧立民)落選者を拾うことは合理的だと思いますが、改めて“汚物まみれ”と言われるような状況を作れば逆効果になってしまいますよね」(同)

「手取りを増やす」前に、優秀な「手勢を増やす」ことが課題になりそうなのだ。

デイリー新潮編集部

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