2026年センバツに登場する「ドラ1位」を狙える逸材 “6人の実名”
第98回選抜高校野球(3月19日開幕)は、1月30日に行われた選考委員会で出場32校が決定した。2026年のドラフト戦線を占ううえで大きな大会となるが、例年以上に有力候補が多い。今大会の成績次第でドラフト1位指名を狙える6人の選手を特集する。【西尾典文/野球ライター】
夢を感じる選手
真っ先に名前を挙げたいのが、横浜のエース、織田翔希だ。全国から有望選手が集まるチームでも入学直後から投手陣の一角に定着。昨春の選抜では、全5試合に登板してチームの優勝に大きく貢献した。
この時に初めて織田の投球を見たNPB球団のスカウトは「モノが違いますね。将来はメジャーに行くでしょう」と話していた。コンスタントに150キロ前後をマークするストレートの勢いは、間違いなく高校生でトップクラス。変化球も着実にレベルアップしている印象を受ける。
米サイト「AIBat」は1月30日(日本時間31日)、ドジャースが織田の獲得を検討していると報じたほか、多くのメジャー選手を担当する代理人からも既に接触があったとの情報もある。日米を巻き込んだ争奪戦に発展する可能性がありそうだ。
一方、織田以上に将来性を評価する声が聞かれるのが、山梨学院の菰田陽生(こもだ はるき、投手兼内野手)だ。身長194cm、体重100kgという高校生離れした体格が大きな魅力だ。山梨学院の「大切に育てる」という方針もあって、昨春の選抜では1試合、3イニングのみの登板にとどまった。それでもストレートは最速152キロをマーク。その後、夏の甲子園で肘を痛めた影響で、秋季大会のピッチングは本調子には程遠い内容だった。その一方で、打撃面では秋の関東大会でバックスクリーンにたたき込む特大の一発を放ち、長打力を見せている。
菰田の魅力について、NPB球団のスカウトは以下のように話す。
「菰田は、織田に比べると完成度が高くなく、一軍で戦力になるには時間がかかるタイプです。ですが、将来どんな選手になるか想像できない魅力がありますよね。調子の良い時の投球。特に春の関東大会は凄かったです。打者としても遠くへ飛ばす力に魅力を感じました。野球に対して取り組む姿勢も素晴らしい。決して身体的なポテンシャルだけの選手ではありません。迎え入れるチームや指導者も夢を感じる選手だと思います」(関東地区担当スカウト)
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