ナンセンスでも未来を語った高市自民と“モルヒネ”しか説かなかった中道 キリギリスより「アリ」を求めてしまう愚かさ

国内 社会

  • ブックマーク

物価高対策につながらないのに

 衆院選で有権者が重視するのは「物価高対策」だというのが世論調査の結果で、出口調査でも、投票に際して重視した争点は「物価高対策」だった。それなのに、ひとつの政党の議席としては戦後初の3分の2超えという、自民党の歴史的大勝利に終わった。筆者は腑に落ちないが、理由は高市早苗総理の訴えた政策に、物価高対策につながるものがなかったからである。

 実際、高市総理が唱える「責任ある積極財政」に対しては、金融市場はすでに警戒感をかなり強めている。日本は政府債務残高、すなわち国の借金の対GDP比が、IMF(国際通貨基金)による2025年の推計値で229%にもなる。...

つづきを読む