「選手生命終了」か「不起訴でグラウンド復帰」か… “ゾンビたばこ”で逮捕された広島・羽月容疑者の今後
よどんだ空気
球界において“元日”とは2月1日、すなわち春季キャンプ初日をいう。
【写真を見る】お目目をくりくりと輝かせて… 羽月容疑者の無垢な“少年時代”
宮崎市で始動した巨人では、FAで楽天から移籍した則本昂大(35)が早速ブルペン入り。楽天の先輩だった田中将大(37)と並んで共に55球を投じた。
二人を失った楽天は沖縄県金武町でキャンプイン。話題をさらったのはメジャー出戻りの前田健太(37)で、報道陣50人の前でおなじみの“マエケン体操”を披露した後、こちらもブルペン一番乗りで18球を投げた。
一方、前田の古巣で、宮崎県日南市でキャンプを張る広島はどうか。
「例の件のせいで、よどんだ空気がチームを覆っています」
と、スポーツ紙鯉番記者が嘆く。
“例の件”とは1月27日、羽月隆太郎内野手(25)が、指定薬物エトミデートを含むいわゆる“ゾンビたばこ”を使用したとして医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕された一件だ。昨年12月16日、110番通報で羽月の自宅に駆け付けた警官が、任意同行し尿検査したところ陽性反応に。逮捕当日の家宅捜索では、エトミデートとみられる薬物を含んだ複数のカートリッジや吸引器具が押収された。
「キャンプ前日のミーティングでは、鈴木清明球団本部長が指定薬物や暴力団、オンラインカジノについて『選手生命を失う』と注意喚起したそうです」
初日練習の前に行われた歓迎セレモニーであいさつした新井貴浩監督(49)は、
「いつも長々と話をするところ、この日は30秒ほどで簡潔に『頑張ります』と。笑顔は消え、ピリピリと張りつめた雰囲気を漂わせていました」
比較的軽い犯罪
現在、球団から活動停止処分を受けている羽月容疑者は、今後どうなるのか。
大手紙社会部デスクによると、
「大麻や麻薬の個人利用は7年以下または1年以上10年以下の拘禁刑と重罪ですが、ゾンビたばこは3年以下の比較的軽い犯罪です」
先頃、麻薬取締法違反が取り沙汰された女優の米倉涼子は、認否を明かさないまま不起訴となった。羽月容疑者は容疑を否認しているという。
球界では昨年、選手ら10名が“オンラインカジノ”で書類送検されたが、1名を除いて不起訴に終わった。
羽月容疑者について、“選手生命終了”なんて声も聞かれるのだが、
「オンカジと同じく不起訴になって、いずれグラウンドに復帰するのでは」
とまれ、“お正月”に似つかわしくない話である。








