参政党マイク納めが「2万人→3000人」に激減 神谷代表は「マスコミの数字が異常」「色々なことが用意されていた」と“陰謀”示唆 最後は「みんな鬼殺隊になったつもりで電話かけまくろう!」と絶叫
日中、雪が舞った2月7日午後7時過ぎ。東京・芝公園では日の丸を手にした集団が雄叫びを上げていた。参政党のマイク納めである。約3000人が集結して大盛り上がりだったが、2万人を集めた昨夏の参院選と比べるとやはり党勢に翳りを感じてしまう。だが、神谷宗幣代表は現実を受け入れられないようで、「色々なことが用意されていた」と“陰謀”が背景にあるようなことを言い始めたのだった。
***
【写真40枚】「殺すぞ!」の怒号が飛び交った、前回の「阿鼻叫喚マイク納め」との比較写真。今回アンチの襲来は「たった7~8人」
阿鼻叫喚の様相を呈した参院選の時から一転…
この日東京は大寒波に襲われた。昼頃に降り始めた雪は積もることなくすぐに止んだが、夜は冷え込み0度近くに。それでも寒さに負けじと、オレンジ色の衣服を纏った熱心な支持者が続々と芝公園にやってきた。だが、明らかに「前回」と比べて人が少ない。
前回とは、参政党が14人もの当選者を出し、一躍、第三極として浮上した昨夏の参院選である。あの時のマイク納めも同じ芝公園だったが、一帯は阿鼻叫喚の様相を呈した。約2万人の支持者のなかに、100人以上の〈アホカス差別野郎〉〈レイシストに利用されるな〉と書かれたプラカードを持った過激「アンチ」集団が乱入。あちこちで押し合いへし合いを始めたのである。
「オメーら、警官なら手帳見せろよ。コスプレか?」
ドスの効いた声で、制止に入る警察官を威嚇する不届き者まで登場し、いつ乱闘や将棋倒しが起きてもおかしくない状況だった。最後に壇上に立った神谷宗幣代表はそんな喧騒をどこかしらご満悦な様子で見下ろし、「アンチの皆さんもお気をつけてお帰りくださいね」と煽り返していたのである。
あの混乱を繰り返さまいと、警察と話し合って対策を取ったのだろう。今回は前回にはなかったポールを用いた通路が設置され、新たに設けられた入口では荷物検査と金属探知機による身体検査が厳重に行われた。
さや氏は「天下分け目の関ヶ原でーす!」
だが、厳重すぎる警備は杞憂に終わったようだ。集まった聴衆は3000人から4000人くらい。前回は混雑で移動が困難な状態に陥ったが、今回は移動に不都合はなく、遅れてきた人も難なくステージ前まで行ける余裕があった。
そして、猛々しかったアンチの襲来もなし。確認できたのは7〜8人だけで、〈参政党ロシア手先〉〈女性を道具だと思っているだろ〉と書かれたプラカードを掲げ、端の方で拡声器も使わずに叫んでいるだけだった。
それでも支持者は大熱狂。応援弁士の田母神俊雄氏が「自民党は増税ばかりして、全く国民のためにはならない政治をやってきた!」「自民党は経団連の要求で安い労働力として外国人を受け入れてきた!」と呼びかけると、「そうだ!」「おかしい!」と大声で返した。
そして、前回この場で「私を皆さんのお母さんにしてくださーい!」と叫んで、東京選挙区で当選した“さや”こと塩入清香参院議員が登壇。
「この選挙は高市内閣や野田内閣を信任するための選挙ではありません。日本がこれから移民大国になって行くのか、それとも日本人が日本人の手でもう一度立ち上がって行くのか、その天下分け目の関ヶ原でーす!」
聴衆からは一斉に歓声が上がり、日の丸がはためくのだった。
次ページ:「みなさんはこれから4時間、無限城に入りますよー。無限城の戦いですよーー!」
[1/2ページ]


