19歳でAKB48オーディションに落選…23歳モデルが明かす「アイドル挫折」と「お堅い銀行」を選んだ理由

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1年でフォロワー10万人

 自分のSNSを伸ばして、個人でオファーしてもらえるような力をつけたいと決めたんです。大学3年生から個人として活動するようになり、Instagramのフォロワーを10万人まで増やすことができました。1万人から1年で10万人まで伸ばしたので、目標は達成できたと思います。

 しかし、大学3年生になると就活が始まります。自分の中で葛藤がありました。モデル一本でやるのか、社会人経験を積むのか、すごく迷いました。周りが就活している中で、「私は何も経験せずにこのまま決めていいのかな」という思いもあり、憧れだった金融業界への就活を始めました。

 大学2年生くらいのころに、東大生の友達がゴールドマン・サックスを受けたという話を聞いたんです。その子は先輩ですごく優秀なのですが、そういう姿に憧れて、自分もそうなりたいなと思うようになったんです。

 それから、色々金融業界を調べていたのですが、モデルと似ている部分がありました。金融業界は「無形商材」を扱う仕事です。商品に頼らず、身一つで戦う。その人の人格や営業力で選ばれるんです。

 モデルも身一つで戦っていくので、すごく似ているなと思いました。何にも頼らず、自分個人の力が試される業界です。これまでモデル活動に注いできたエネルギーが、金融業界でも生きるんじゃないかと思ったんです。

 就活では、金融業界だけでインターンなども含めて15社くらい受けました。2社から内定をいただいたのですが、第一志望の銀行に受かってからは、他は辞退してしまいました。

 私の経歴が珍しかったらしく、担当した銀行のリクルーターさんからは「こんなタイプは(社内に)いないから、絶対新しい風を吹かしてくれるよ」と言ってもらい、うれしかったですね。そのリクルーターさんには、今さら合わせる顔がないのですが……。

 入社式は都内の本社で行われました。「ここから人生が始まるんだ」と、みんなキラキラしていました。就活でお世話になったリクルーターの方もその場に来ていて、結構感動しましたね。

 入社前に懇親会が何度かあったので、同期とはLINEを交換したりと、しっかり交流がありました。辞める時には同期にも伝えましたが、みんな応援してくれています。

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 第1回【23歳モデル、わずか9か月で銀行を退職したワケ 「30代で年収1000万」を捨てた本人を直撃】では、佐野が銀行を退職した理由などについて語っている。

佐野麗奈(さの・れいな)
2002年、東京都出身。24年3月、法政大学を卒業後、銀行に入行。同年12月、銀行を退社。現在はモデルとして活動する。今年1月から芸能事務所「AJ Executive」に所属。

デイリー新潮編集部

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