23歳モデル、わずか9か月で銀行を退職したワケ 「30代で年収1000万」を捨てた本人を直撃

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上司から「応援する」

 いろいろ相談していた上司からは「その決断をしてよかったと思うよ。自分の気持ちに正直になれてよかったね。応援するので、いい報告待っていますね」と言ってもらいました。

 入社から9か月での退職でした。最初の基本給はそれほど高くありませんでしたが、30代で“1000万円プレーヤー”になっていたと思います。そうした安定収入を手放すのは怖かったです。今も不安ですし、その不安が消えることはありません。

 でも、自分の人生一度きりだという思いがあります。やりたいことをやり抜いてから、その後考えればいいかなと。お金は二の次。今はお金よりも自分の夢を叶えたいと思っています。

 辞める時は色んな意見を言われましたね。「最低、3年は続けないと」「会社にも迷惑をかけている」「社会的な見え方も厳しい」と。でも、辞めました。モデルは若さも武器のひとつなので、25歳になるまでの「あと2年」が勝負だと思っていて、一刻も早くモデルの仕事をしたかったんです。

 退職後、現在の事務所「AJ Executive」はDMで声がかかりました。他にもいろいろ声がけはありましたが、その中で今の事務所に決めたのは、「女性をターゲットにやっていきたい」というビジョンに賛同してくれたからです。

 現在の一日のスケジュールは日によってバラバラです。SNSの撮影だけをする日もあれば、対面イベントをやる日もあります。和装モデルやアパレルモデルの撮影もあり、撮影のミーティングや打ち合わせもあります。

 大学時代から一人暮らしをしていましたが、銀行を退職したと同時に引っ越しをしました。配信の撮影場所をちゃんと確保したいなと思い、ちょっと広めの部屋です。家賃は10万円ぐらい上がりました。自分に対する投資ですね。

 これまで影響を受けたものに、『君の膵臓をたべたい』(住野よる著)という作品があります。「人生、どうなるかわからない」がテーマですが、一日一日を悔いのないように過ごさないと、私の人生もどうなるかわからないと思っています。

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 第2回【TOEIC 965点・英検1級…元銀行員の23歳モデル、英才教育の果てに見た「中途半端な自分」】では、佐野が幼少期からの英語の英才教育について振り返っている。

佐野麗奈(さの・れいな)
2002年、東京都出身。24年3月、法政大学を卒業後、銀行に入行。同年12月、銀行を退社。現在はモデルとして活動する。今年1月から芸能事務所「AJ Executive」に所属。

デイリー新潮編集部

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