「中国人に依存していたらひどい目に遭うと実感」 中国人観光客が起こす数々のトラブル  路上で用を足し「ぽつりぽつりと”残骸“が…」

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「中国人に依存していたらひどい目に遭うという実感」

 しかし今回、訪日中国人に依存したビジネスで、あっけなく崩壊した例もある。

「うちはほぼ中国の団体客で客室を埋めていたので、目下“全滅”状態です」

 とは、富士山を望む山梨・河口湖のホテル経営者の弁。

「ツアーというのは3カ月ぐらい先まで決まっているので、昨年11月にキャンセルが相次いでから、すぐに他国の団体客を呼ぶのは難しい。現在は韓国や台湾、タイからのお客さんを入れて、なんとかしのいでいる状況です」(同)

 なぜ中国の団体客に客を絞っていたのか。

「大人数をまとめて管理できてラクだったんです。それでも、この先も中国人に依存していたらひどい目に遭うという実感はありました。例えば食堂のバイキングで、エビの天ぷらを揚げると、バッと集まって一人で6個も7個も取っていく。それを3個も4個も残したあげく、元の大皿に戻すのです。大浴場では浴槽のなかで髪の毛を洗うなんてこともあった。それでいて、口コミサイトには“このホテルはサービスが悪い”などと書き込むのだから始末に負えません」(同)

「中国のツアー客がいなければここにします」

 むろん、こうした客と同宿したいと望む者はなく、

「これまで台湾をはじめ、他の国の旅行会社は“中国のツアー客がいなければここにしますが、いるならやめておきます”と言っていた。うちとしても今後は台湾や韓国、東南アジアなどの地域からのツアーを積極的に呼び込んで、経営を成り立たせるつもりです。いずれにしろ中国依存のやり方を見直さないといけなかったのだと思います」(前出のホテル経営者)

 かの国の思惑はいざ知らず、渡航自粛は“願ったりかなったり”というべきか。

 前編では、中国人観光客の減少に対して、京都や浅草などで観光業に就く人々の本音を紹介している。

週刊新潮 2026年2月5日号掲載

特集「北海道や京都は… 渡航自粛で判明した中国人『訪日観光客』のうそとホント」より

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