3人の「保守系女性」に狙われる岩屋前外相 「“外国人に甘過ぎる”岩屋氏の当選を阻もうと…」
大分3区は岩屋毅前外相(68)に4名の女性候補者が挑む注目選挙区だ。しかもそのうち、3名が保守系という異例の事態である。一体、何が起きているのか。
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大分3区は現職の岩屋氏に中道改革連合の小林華弥子氏(58)、参政党の野中貴恵氏(41)、保守党の岩永京子氏(64)、無所属(雨龍会)の平野雨龍氏(32)という4名の新人がしのぎを削る構図となった。
政治部デスクが言う。
「野中氏、岩永氏、平野氏に共通するのは外国人政策の重要性を掲げているところです。彼女たちは岩屋氏が“外国人に甘過ぎる”と考えており、日本のためにも氏の当選を阻まねばならないと訴えています」
なぜ“標的”に?
岩屋氏は2024年まで麻生派に所属。第4次安倍内閣では防衛相も務めた国防族だ。その氏がなぜ、保守系候補の“標的”となっているのか。
「岩屋氏は防衛相時代、韓国海軍レーダー照射問題で韓国側に強硬姿勢を取らなかったことで、非難を浴びた過去があります。24年の総裁選では石破陣営の選対本部長を務めて、論功行賞で外相に就任。その年の12月に北京を訪問した際、中国人向けビザ緩和措置を発表しました。しかし、これがSNSで大炎上し、“媚中派”のイメージが定着したのです」(前出のデスク)
3区特有の問題も。
「選挙区内の日出町ではイスラム教の団体が町有地を買い受け、土葬墓地を建設する計画が進行していました。しかし24年8月、町長選挙が行われ、建設反対派が当選。計画は頓挫したのですが、岩屋氏は“国レベルで対応する必要がある”という考えを示しました。結果、建設推進派と見なされるようになりました」(同)
土葬に反対
漫画家でもある野中氏が所属する参政党は本誌(「週刊新潮」)に、
〈参政党は土葬については明確に反対の立場で訴えていく〉
などとメールで回答。
着物モデルで、香港民主化運動に従事した経験も持つ平野氏が語る。
「私が大分3区での出馬を決めた最大の理由は、岩屋氏の外相としての中国との向き合い方などに強い疑問を感じたから。本来あるべき政治の姿勢は、へりくだらず、こびず、対等に向き合うことですよね」
さらに続けて、
「土葬の問題については、他の保守系候補者の意見に異論はありません。三人とも、言っていることはほとんど同じなんです。ただ、私はこれからもこの地で生きていく覚悟がある。誰がいちばん責任を持ってこの地域に向き合えるのか、有権者の方々には見ていただきたい。大分3区に住む一人一人が、冷静に候補者を選択する。その積み重ねが、最終的には国益につながると私は考えています」
一方、元由布市議で中道から出馬した小林氏は、
「選挙の目的が“岩屋落とし”に矮小(わいしょう)化されると、有権者がまっとうな政治判断ができなくなる」
と、懸念を表する。保守系の乱立で票が分散して現職有利との見方もある中、当の岩屋氏に聞くと、
「自らの政策を丁寧に訴え、有権者を信じてこの選挙を力の限り戦い抜きたい。他候補を批判することはいたしません」
対中姿勢同様に対立候補と融和的な姿勢を貫こうとする岩屋氏だが、16日間の選挙期間で3人の保守系候補から集中砲火を浴びることになる。


