森下千里氏が「ミニ高市」と化していた! フレーズを“もろパクリ”でつながりをアピール
元グラドルで「辻立ちクイーン」の異名を取る自民党の森下千里氏(44)と「中道改革連合」共同幹事長の安住淳氏(64)が激突する宮城4区。“高市色”を前面に出す森下氏の戦略がハマり、意外にも安住氏を猛追する勢いなのだという。
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「戦って、戦って、戦って、戦って、戦って参ります」
1月24日、宮城県石巻市で事務所開きをした森下氏は、居並ぶスタッフを前にそう宣言した。
言うまでもなく、高市早苗首相が総裁選勝利演説で用いた「働いて、働いて、働いて……」のフレーズを“パクった”ものだ。
本誌(「週刊新潮」)記者がその直後、彼女に話を聞くと、
「(安住氏に)2回も負けるわけにはいきません。時限的な食料品の消費税ゼロを目指し、物価高対策に全力を挙げます。また“数ありき”の外国人労働者の受け入れにも反対します。必勝を期して挑みたいです」
高市氏の主張を丸のみした政策を掲げて、こう意気込みを語るのだった。
「高市支持者の心を熱くしている」
彼女の後援会会長によれば、
「森下さんは高市首相のことを非常に尊敬していて、首相と一緒に勝ち抜きたいとの思いを強く持っています。そんな姿勢が彼女に関心の薄かった高市支持者の心も熱くしている。また聞く者がいなくても辻立ちを続けてきた彼女のひたむきな姿を目にし、支援に回る有権者も増えています」
宮城4区は森下、安住両氏のほか、参政党新人・佐野誠氏(41)の三人で争われるが、
「2021年の衆院選では安住氏8万票、森下氏6万票とその差は2万ありました。ところが今回は、ドブ板を繰り返してきた彼女が高市人気を追い風に安住氏を猛追しています。唯一の誤算は、参政党候補の登場で保守分裂となった点でしょう」(地元メディア記者)
「落下傘でしょ」
翌日の街頭演説でも、
「高市内閣の一員(環境大臣政務官)として政策をしっかり実現していく、その大切さを痛感しております。(私も)美しい日本を守る」
と高市氏とのつながりをアピール。しかし永田町ではそんな彼女の言動を訝(いぶか)る声が上がっている。
「森下氏は表向き、無派閥扱いとなっていますが、過去に茂木敏充外相(70)率いる平成研究会から寄付を受けるなど、実質は旧茂木派の一員とみられています。その彼女が選挙戦で堂々と“高市ファミリー”を誇示する様子に違和感を覚える自民党関係者は少なくありません」(政治部デスク)
一方の安住氏は1月27日、石巻駅前に集まった100人近くの聴衆を前に「国民生活を犠牲にしてまでの大義が(今選挙に)本当にあるのか」と第一声を張り上げた。
支援者の一人が言う。
「ここはジュンちゃんの地盤で、彼女はしょせん、落下傘でしょ。心配はしていません。ただ新党に関しては、それで私らの生活が変わるわけじゃないので、みんな冷静に見ていますよ」
石巻市の議会関係者が言うには、
「安住さんは過去、立憲民主党と共産党の共闘を推し進めた張本人。当時、“自分の選挙を有利に運ぶためにやった”などと陰口をたたかれましたが、新党結成によって地元の共産党は今回、自主投票の方針に切り替えた。共産党員の中には“自民党を勝たせるくらいなら”と安住氏に投票する者が少なからず出てくるといわれています。“高市頼み”の森下さんがどこまで迫れるか、といったところですね」
“ミニ高市”の応援に高市首相がやって来れば、情勢が変わることも……。


