無実の自衛官たちはなぜ「人殺し」にされたのか 「日航機撃墜説」に海自の元最高幹部が“徹底反論”した理由
「絶対に反論しなければならない」
「あの日のことはよく覚えています。防大1年生だった私は、水泳部の遠征で名古屋にいました。夜、試合を終えて宿に帰り、テレビで初めて事故を知りました」
そう語るのは、昨年末に海上自衛隊を退官した真殿知彦氏(59)である。真殿氏が筑波大学附属高校を卒業して防衛大学校に入校したのは1985年。その年の夏、単独の航空機事故としては史上最大の犠牲者を出した「日本航空123便墜落事故」が発生したのだ。
真殿氏は海上自衛隊幹部学校長、海上幕僚副長、横須賀地方総監などを歴任した海自の元最高幹部だが、退官後まっさきに取り掛かったのは『日航123便墜落「撃墜説」の真相』(PHP研究所、2026年2月2日発売)という本の執筆だった。...

