相談所入会3か月で“年収1000万円超”男性3人が求婚…30代シングルマザーに学ぶ「再婚活」術 婚活のプロが解説

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子連れ再婚の現実と工夫

 子どもがいる場合、再婚にはさまざまな壁がある。成人していない子どもなら、転校できないなどの問題が生じる場合も。植草氏によれば、「小学校卒業後」や「成人後」などの区切りを待って入籍するカップルも増えているという。

「夫婦別姓がまだ認められていないので、子どもの名前が変わることを避けたいという親御さんは多い。事実婚の形で一緒に暮らして、子どもが大きくなってから入籍するケースも珍しくありません」

 一方で、前述のように子連れであることが必ずしもマイナスではない時代にもなった。初婚の男性が子連れ女性と結婚するケースも増えており、その理由は「大事にされる」「尊敬される」という実感が大きいのだという。

「初婚女性限定で会っていた40代初婚の男性が、たまたま子連れの女性と会ってみたら、ものすごく自分が大事にされた、尊敬されたと感じたそうなんです。女性側としては、相手が初婚であることに引け目があるから、すごく謙虚に会える。その謙虚さが男性の心をつかむようです」

 最近は年齢差のある結婚も増えている。23歳の男性が40歳の婚歴あり女性とお見合いしたケースもあるという。

「その女性は看護師で年収も800万から900万円ほどあり、見た目も30代にしか見えないような方でした。お相手男性は、同年代の女性だと会話がつまらなかったそうで、年上の女性と会ったら居心地がよくて、気づいたら交際していたそうです」

 言葉遣いが丁寧で、所作も美しく包容力ある年上女性……若い男性はそうした自分とは違う世界の大人の女性に憧れるもの。

「『召し上がれ』などといった普段聞かない上品な言葉を使われて、ポーっとなってドキドキしたと言っていました。大切にされたい、という願望がある男性にとって、甘えさせてくれそうな上品な年上女性はとても魅力的なのでしょう」

相手を思いやる

 40~50代の男女を何人も成婚に導いてきた植草氏だが……。

「共通点は自分で稼いでいること、身綺麗にしていること。若くても身なりを意識しない30代よりも、努力して身綺麗にしている40代の方が、男女関係なく素敵に見えるんです」

 男性も女性も、見た目に気を配り、相手への思いやりを持つことが重要だ。そして何より、現実を直視する勇気を持つこと。

「結婚はキラキラした夢物語ではなく、リアルな生活です。でも、だからこそ、お互いを尊重し合える相手を見つけられれば、本当の幸せな人生が待っています」

 植草氏の言葉には、数多くのカップルを見てきたプロならではの重みがある。再婚者の婚活を成功させるカギは、過去の経験を活かし、現実的な視点を持ちながらも、相手への誠実さを忘れないことなのだ。

植草美幸(うえくさ・みゆき)
結婚相談所「マリーミー」代表、恋愛・婚活アドバイザー。1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを創業し、2009年に結婚相談所「マリーミー」を立ち上げる。真摯かつ具体的なアドバイスで、多数の男女を成婚に導いている。セミナーの開催、テレビやラジオにも多数出演。著書に『結局、女は「あざとい」が勝ち! 仕事もお金も恋愛も結婚も、すべてを勝ち取る最強ルール50』『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』『結婚の技術』など多数。

デイリー新潮編集部

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