視聴率1%台の「とれたてっ!」がフジでも“2時間に拡大”の不安 同じく低調「ぽかぽか」が改編されない理由は?

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中途半端な再スタート

 一昨年末に報じられた中居正広氏による性加害問題に端を発する一連のフジテレビの不祥事は、スポンサー離れと視聴者離れを生み出した。

「低視聴率の番組はテコ入れするか刷新することになりますが、いまのフジの低視聴率番組はテコ入れで済むような状態ではありません。しかも、スポンサーが戻ってこなければ新しい番組を作ることもできない。そこで編み出したのが、打ち切った番組の枠を前後の番組を引き延ばして埋め、制作費を削減するというものです」

 デイリー新潮は昨年12月9日配信の「『サン!シャイン』打ち切りが示すフジの苦境 『ぽかぽか』『とれたてっ!』『イット!』も爆死で朝から夕まで『負の連鎖』」で、朝の情報番組「サン!シャイン」が3月末で終了となり、その枠を埋めるのが前番組「めざましテレビ」と後番組「ノンストップ」になると報じた。

「『とれたてっ!』は1時間の前倒しスタートとなるわけですが、ドラマの再放送枠を潰すことで番組全体を放送できるようになります」

 建設的な改編とは思えない。

「『サン!シャイン』は確かに低視聴率でしたから打ち切るしかなかった。しかし、数字の悪くない『めざまし』と『ノンストップ』を、その枠を埋め合わせるために引き延ばすことがいい結果に繋がるとは限りません。『とれたてっ!』も最初から番組全体を放送すべきでしたが、フジは踏み切れませんでした。しかも、ようやく再スタートを切るというのに、その日は2月25日水曜日というなんとも中途半端な日になりました」

 帯番組を週半ばから変えることになったのは、再放送しているドラマの都合だろうか。

「ドラマの再放送は昨年夏には名作『北の国から』も終えたので、もういいんじゃないかと思いますけどね。そして再放送枠をなくしたからといって、その前番組『ぽかぽか』をなんとかしなければ、『とれたてっ!』に視聴者を引っ張ってくることはできません」

 フジの朝から夕方までの“負の連鎖”の中心にいるのが、昼のバラエティ「ぽかぽか」だ。

「フジとしては、お昼はバラエティで勝負したいという気持ちが根強くあるのかもしれません。話題となった企画もありますが、やはり『笑っていいとも!』の亡霊に取り憑かれているのかもしれません。今春のフジは改編番組が過多のため手が回らなかったのかもしれませんが、いずれ『ぽかぽか』にも手を入れないことには負の連鎖は断ち切れません」

デイリー新潮編集部

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